商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2005/02/10 |
JAN | 9784061532526 |
- 書籍
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量子場を学ぶための場の解析力学入門
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量子場を学ぶための場の解析力学入門
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物理学者としての高橋先生の面目躍如で、いたるとろこに類書ではお目にかかれない記述に溢れている。 物理的に所与のものとして与えられている部分にもいったんは保留をつけつつ、その本質に迫るのだ。 ガリレオ変換を弄くった部分、スピノルとベクトルの違い、場の理論をラグランジアンやハミル...
物理学者としての高橋先生の面目躍如で、いたるとろこに類書ではお目にかかれない記述に溢れている。 物理的に所与のものとして与えられている部分にもいったんは保留をつけつつ、その本質に迫るのだ。 ガリレオ変換を弄くった部分、スピノルとベクトルの違い、場の理論をラグランジアンやハミルトニアンを離れて考えてみたことなど、知的興奮が味わえた。ハイライトは、相互作用の章だ。先人の知的苦闘の理由が分かる。 最後の経路積分の章は量子力学選書の柏の本を読んでいたので分かったが、この部分だけでは理解は厳しいだろう。良い復習にはなった。 オイラー=ラグランジェ微分[汎関数微分?]と母関数を求める過程の計算がテクニカルで、数式を追うのに骨が折れた。全体的に求められているレベルは高く、とても入門などとは簡単に言えないレベルだ。どちらかというと一通り学んだ人が新たな視点を得るために手に取るべき本だと思う。
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解析力学を終えたあとにやるもよし、量子力学を終えたあとにやるもよし。私はこの二回分勉強しましたが、何度読んでも新しい発見があり、飽きません。『場』というもののイメージがこの本を通して少しずつできてきています。こういった方針の本は唯一無二ではないでしょうか?
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