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廃墟、その光と影
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東邦出版 |
| 発売年月日 | 2005/02/02 |
| JAN | 9784809404245 |
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廃墟、その光と影
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廃墟は何も語りはしない。 ただ在るだけである。 移ろう季節の中に、虚しく、確かに。そして、密やかに。 廃墟は時代の欲望と絶望に翻弄され、消されることなく、置き去りにされた場所である。 ・・・(中略)・・・ この本で取り上げた廃墟のほとんどは、日本が高度成長へと突き進んでいった...
廃墟は何も語りはしない。 ただ在るだけである。 移ろう季節の中に、虚しく、確かに。そして、密やかに。 廃墟は時代の欲望と絶望に翻弄され、消されることなく、置き去りにされた場所である。 ・・・(中略)・・・ この本で取り上げた廃墟のほとんどは、日本が高度成長へと突き進んでいった直中で捨てられた場所だ。 *** この本のまえがきを抜粋したものである。 自分の捉えかたとして、「廃墟=歴史遺産」である。 なので、その場にいることで日本の高度成長時代の熱気と今の冷気がオーバーラップする神聖な場所になる。 なぜできたのか? なぜ棄てられたのか? 廃墟は何も語らない。 けれども、そこにいけば必ず考えさせられる。 だから、時間を作っては廃墟に足を運ぶ。 *** 文体はエッセーで筆者の思うことだけ書かれている。読みやすい。あくまで主観。 そして、写真が綺麗。これだけ見てても楽しい。 廃墟、工場、トンネル・・・萌えるわ(笑)
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