商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東邦出版 |
発売年月日 | 2005/02/02 |
JAN | 9784809404245 |
- 書籍
- 書籍
廃墟、その光と影
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
廃墟、その光と影
¥1,650
在庫なし
商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
廃墟は何も語りはしない。 ただ在るだけである。 移ろう季節の中に、虚しく、確かに。そして、密やかに。 廃墟は時代の欲望と絶望に翻弄され、消されることなく、置き去りにされた場所である。 ・・・(中略)・・・ この本で取り上げた廃墟のほとんどは、日本が高度成長へと突き進んでいった...
廃墟は何も語りはしない。 ただ在るだけである。 移ろう季節の中に、虚しく、確かに。そして、密やかに。 廃墟は時代の欲望と絶望に翻弄され、消されることなく、置き去りにされた場所である。 ・・・(中略)・・・ この本で取り上げた廃墟のほとんどは、日本が高度成長へと突き進んでいった直中で捨てられた場所だ。 *** この本のまえがきを抜粋したものである。 自分の捉えかたとして、「廃墟=歴史遺産」である。 なので、その場にいることで日本の高度成長時代の熱気と今の冷気がオーバーラップする神聖な場所になる。 なぜできたのか? なぜ棄てられたのか? 廃墟は何も語らない。 けれども、そこにいけば必ず考えさせられる。 だから、時間を作っては廃墟に足を運ぶ。 *** 文体はエッセーで筆者の思うことだけ書かれている。読みやすい。あくまで主観。 そして、写真が綺麗。これだけ見てても楽しい。 廃墟、工場、トンネル・・・萌えるわ(笑)
Posted by