商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2005/01/20 |
JAN | 9784480401144 |
- 書籍
- 書籍
資本論(第1巻(上))
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
資本論(第1巻(上))
¥3,520
在庫あり
商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
これを経済学書としてだけ読むと、誤るのではないだろうか? 「要は」とか、「超訳」とか彼を侮辱するようなことをいう本や解説が多いけれども、なぜこれが書かれたのか、を考え「科学も特定分野の哲学」として、眼前の世界を想定して読んでみることが、この本の読み方ではないだろうか? 例えば、彼...
これを経済学書としてだけ読むと、誤るのではないだろうか? 「要は」とか、「超訳」とか彼を侮辱するようなことをいう本や解説が多いけれども、なぜこれが書かれたのか、を考え「科学も特定分野の哲学」として、眼前の世界を想定して読んでみることが、この本の読み方ではないだろうか? 例えば、彼は、はたして、唯物史観なのだろうか?彼は唯物史観論者になりたかったのではなくて、現実の社会をどうとらえるべきで、どう変えるべきなのか?の課題を語っていて、その切り取り方、彼が解決したかった課題を語っているのではないだろうか?それが「語り」だけを切り取り、眼前の世界を忘れて読むものだから「唯物史観」とかたずけられるのではないだろうか? 「唯物史観」を研究する書物と、哲学の手法としての科学とは異なり、加藤が言うように、マルクス研究家とマルクスの言うところが異なることは、素直に、彼の思想をともに彼の紡いだ言葉を歩むことで、おのずとわかるのではないだろうか?
Posted by
Posted by
第四章まで読了。 労働価値説を受け入れるとするならば、きわめて論理的に組み立てられた精緻な理論であると思う。しかし、肝心の労働価値説の説明は、循環論法のようで、いまいち腑に落ちなかった。 本書の訳はわかりやすく、思ったより読みやすかった。
Posted by