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新訳・茶の本 ビギナーズ 日本の思想 角川文庫角川ソフィア文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川書店 |
| 発売年月日 | 2005/01/24 |
| JAN | 9784043093038 |
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新訳・茶の本
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商品レビュー
4
25件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
老荘思想に影響を受け手に取ってみたが、それを忘れる程思想強め。茶の本も現代人から見るとバイアスかかってるなという感想ではあったが、東洋の思想は日本>アジア>欧米の価値観がストレートに書かれすぎていてややしんどさはあった。
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茶道を始めたため、何かヒントになることが書かれているのではと思い手に取った一冊。 難しい哲学的な本かなと思っていたが、比較的分かりやすい表現が多く、スムーズに読み進められた。 特に印象的だったのは、第六章と第七章。 また、後半の天心の生涯について書かれた部分も非常に興味深かった。当時珍しかったバイリンガルであり、何度も海外を周遊していたことを知らなかったため、驚きだった。 また、パネルジー夫人との手紙のやり取りは、非常に人間味というか天心の弱い一面が出ており、1人の人として彼が人生を悩み生き抜いたのだと実感した。 茶道を極めるなかで、また数年後にまた手に取りたい。
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茶の湯やそれを思想的に支える道教と禅の関係についても軽く読むには最適なのだが、芸術とは何かという彼の思想は時代を先取る素晴らしいものだった。その点においても、今の時代の殆どの人が彼に追いついていない。何にでも芸術という言葉が使われる時代だからこそ、芸術のことを根本的に問い直すこと...
茶の湯やそれを思想的に支える道教と禅の関係についても軽く読むには最適なのだが、芸術とは何かという彼の思想は時代を先取る素晴らしいものだった。その点においても、今の時代の殆どの人が彼に追いついていない。何にでも芸術という言葉が使われる時代だからこそ、芸術のことを根本的に問い直すことが必要で、この本はそれについて考えるいい機会を提供してくれる。 傑作はわたしたち自身であり、わたしたち自身は傑作である ― これはこの書籍のなかの言葉だが、この考えは裏返せば人間の能力の限界を見つめつつ、その限界を超えることをわたしたち鑑賞者に要求する。それによってこそ作品は芸術作品となり最終的には傑作となるのだが、また逆に傑作こそが私たちの限界を大きく広げてくれる。この両者の高め合いこそが芸術の素晴らしい機能の一つだ。 今日のエンターテイメント作品は芸術作品とは程遠いものにもかかわらず自らを芸術と呼ぶ。エンターテイメントは私たち自身を拡張してくれず、現在の私たちの理解可能な部分に、強烈に、或いは甘い声で働きかけてくるに過ぎない。同時に私たちはこれらのエンターテイメント作品をティッシュペーパーのように使い捨てるだけなのだ。 作品や芸術作品との関係の結び方を今一度再考し新しく真摯な関係へと変えていくことが必要なのだろう。 この本は、今なおその意味や役割が棚上げされたまま細分化されて議論が続けられている芸術というものについて、もう一度素朴に問い直すために非常に有用だ。 なお、付録の彼の生涯についての詳細な文章も面白い。 能力の低い奴が天心を妬んで政治的に天心を引きずり下ろすなどということは、今の日本でもありそうな話。日本の芸術がクソみたいなものになったのは、そういうことの積み重ねなんだろうなと感じた。
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