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白洲次郎 占領を背負った男
1,980円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2005/07/23 |
| JAN | 9784062129671 |
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白洲次郎 占領を背負った男
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商品レビュー
4.1
81件のお客様レビュー
筋と信念を突き通した日本人 今、白洲次郎さんほどこんなに情熱を持って日本を変えようと思う人間はいないと思う。 読んでると歴史上の有名人のオンパレード、まるで映画や小説を読んでるかのような怒涛の人生。 白洲次郎さんほどかっこいい人間になれるように精進したいと感じる一冊だった。
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最初の章から白洲次郎のカッコ良さに引き込まれてしまいました。 「育ちのいい生粋の野蛮人」と言われていた次郎。青年時代にイギリス留学して仕込まれた紳士道と国際感覚を持ちながら、サムライスピリットがある。GHQとの交渉においても対等な姿勢で強い個性と信念を持ち、自らの原則(プリンシプ...
最初の章から白洲次郎のカッコ良さに引き込まれてしまいました。 「育ちのいい生粋の野蛮人」と言われていた次郎。青年時代にイギリス留学して仕込まれた紳士道と国際感覚を持ちながら、サムライスピリットがある。GHQとの交渉においても対等な姿勢で強い個性と信念を持ち、自らの原則(プリンシプル)を貫いた人物です。 GHQとの憲法制定エピソードは壮絶で読み応え抜群ですが、気性の荒い次郎のまた別の一面が垣間見れる家族との鶴川農業ライフもほっこりして興味深く読みました。溺愛する娘の結婚式の当日に熱を出す子供みたいな次郎がかわいい。 それにしても現在にも残る日本国憲法。「押し付け憲法」と言われるくらい制定の際にGHQと日本政府側でこんな対立があったとは。近代的で平和的な憲法だなと思っていましたが、当時の日本政府は大きく反発したのだとか。大きな相違は天皇主権や軍隊保持に関することでした。GHQの目的は日本を骨抜きにすることだったけど結果的にはGHQの憲法は近代国家として妥当なものだったと評価できます。当時の状況がわかるとなんとも複雑な気持ちになりました。
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日本人なら一度は読むべき本だと思う。今をなんとなしに生きていられるのは、彼のような先人たちがいたからこそという事実を忘れてはならない。
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