商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2005/12/30 |
JAN | 9784103096238 |
- 書籍
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ローマ人の物語(14)
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ローマ人の物語(14)
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2021/11/4 コンスタンティヌスの息子であったコンスタンティウスは慎重で手堅い姿勢で、蛮族の侵入を許しながらも3兄弟の中で唯一生き残り、ローマを再び統一する。 コンスタンティウスの親族であったユリアヌスは、ギリシャ哲学者として青年期を過ごし、副帝として送られたガリアの再服で...
2021/11/4 コンスタンティヌスの息子であったコンスタンティウスは慎重で手堅い姿勢で、蛮族の侵入を許しながらも3兄弟の中で唯一生き残り、ローマを再び統一する。 コンスタンティウスの親族であったユリアヌスは、ギリシャ哲学者として青年期を過ごし、副帝として送られたガリアの再服で実績を伸ばす。コンスタンティウスがペルシャ戦役を争っているときに起ちあがり帝国唯一の皇帝となる。皇帝となったあとは完了のリストラと税金の引き下げを行い、ギリシャ・ローマ伝来の宗教の再興に尽くした。しかし、ペルシャ戦役で戦死してしまう。 その後ヴァレンティニアヌス朝となるが、蛮族の侵入と帝国内への定住は既成事実化する。その状況で東帝を任され、最後の東西統一を実現したのがテオドシウス帝である。彼は病気の折にキリスト教に改修し、聖人制度や福祉の制度化を行い協会の組織化を成し遂げたミラノ司教アンブロシウスの影響でキリスト教をローマ帝国で唯一の国教とした。
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皇帝の権力を安定させるために利用しようとしたキリスト教、 しかし逆に利用されることに。てな感じですか。 3章構成なのだけど、それぞれの章名が「皇帝コンスタンティウス」 「皇帝ユリアヌス」そして 「司教アンブロシウス」になってることでもわかりますな。 いよいよローマ人の物語もあと一...
皇帝の権力を安定させるために利用しようとしたキリスト教、 しかし逆に利用されることに。てな感じですか。 3章構成なのだけど、それぞれの章名が「皇帝コンスタンティウス」 「皇帝ユリアヌス」そして 「司教アンブロシウス」になってることでもわかりますな。 いよいよローマ人の物語もあと一巻。このペースということは、 西ローマ帝国滅亡までかな。楽しみだ。
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久しぶりにローマ皇帝らしい人物が登場したが、哀れな最後となる。教会がローマ皇帝の取捨/選択が可能な力を持つにいたり文明の停滞の始まりが訪れる。 皇帝ユリアヌスが長い政権を維持していたらもしかしたら人類の歴史は大きく変わっていたかもしれない。まったく偶然のことではあるが、このあたり...
久しぶりにローマ皇帝らしい人物が登場したが、哀れな最後となる。教会がローマ皇帝の取捨/選択が可能な力を持つにいたり文明の停滞の始まりが訪れる。 皇帝ユリアヌスが長い政権を維持していたらもしかしたら人類の歴史は大きく変わっていたかもしれない。まったく偶然のことではあるが、このあたりのキリスト教(会?)の秘密を題材としたダビンチ・コードを直前に読んでいたので、ローマ帝国がどのようにキリスト教に侵食されていくのか興味深かった。
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