幻想水滸伝4(上) 電撃文庫

高瀬美恵(著者)

• 販売会社／発売会社: メディアワークス/角川書店
• 発売年月日: 2005/09/25
• JAN: 9784840231718

商品レビュー

2010/05/28

巻を増すごとに物語に…

[文庫ＯＦＦ]

巻を増すごとに物語に深みが出ますが、とりあえず幻想シリーズを知らない人は、この本を手にとる前にやっぱゲームをプレイすることをオススメします。

2013/10/13

主人公の名前で最初読む気が失せたけれど、ゲームの補完としてそこそこ楽しめた。
キカさまのイラストが綺麗でびっくり。公式の設定より美人さんだった。

2012/01/09

　ゲームスタート～オベル脱出。

　今更ながら……。
　ストーリーをもう一度把握したくて再読しました。
　ゲームのノベライズなので、ゲーム本編を遊んだ人が読むことを前提に書かれているようです。
　また、ゲーム本編とは一部展開を変えていたり、独自の解釈を付け加えている点が多いです。
　ゲーム本編のシナリオに説明不足が多かったため（笑）、その補完として読むのに最適な小説です。

　上巻で特に印象に残っているのが、
　・スノウのキャラクター
　・主人公の双剣のいわれ
　・イルヤ島の人々

　まず、ゲーム本編では良いところなしのスノウですが、随分と評価が高いです。
　「成績優秀で品行方正だけれど、精神的に脆い」という扱いのようで。
　まあ、結局は彼も転落人生を歩んで行くわけですが。

　次に、主人公の武器が双剣の理由。
　「トロイの船から持ち出した」設定でした。
　その双剣術はどこで身に付けたんだという突っ込みさえ入れなければ（笑）、トロイとの因縁を象徴しているようで素敵な設定だと思いました。

　それから、サブキャラクターにもきっちり出番を用意しているところが、今までの幻水のノベライズとの違いでしょうか。
　それぞれの得意分野を生かして重要場面から日常のほのぼのしたひとときまで、108人きちんと登場しますよ。