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ゼロ時間へ ハヤカワ文庫クリスティー文庫82
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ゼロ時間へ ハヤカワ文庫クリスティー文庫82

アガサ・クリスティ(著者), 三川基好(訳者)

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ゼロ時間へ ハヤカワ文庫クリスティー文庫82

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2004/05/15
JAN 9784151300820

ゼロ時間へ

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商品レビュー

4.1

73件のお客様レビュー

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2010/05/28

殺人の瞬間へ向けて準…

殺人の瞬間へ向けて準備を着々と進める様子を描く。叙述トリックの元祖ともいうべき傑作。

文庫OFF

2024/09/03

しっかりした和食(横溝作品)が続いて洋食が食べたくなったので、久々にクリスティーを。 ちょうど、”夏の終わりに読みたくなるミステリー”とtwitterで聞いたもので、海辺の館が舞台のこちらを選びました。 殺人は事件が起きるはるか以前から始まっている――。 ずばり、これが今作のテ...

しっかりした和食(横溝作品)が続いて洋食が食べたくなったので、久々にクリスティーを。 ちょうど、”夏の終わりに読みたくなるミステリー”とtwitterで聞いたもので、海辺の館が舞台のこちらを選びました。 殺人は事件が起きるはるか以前から始まっている――。 ずばり、これが今作のテーマです。 殺人犯がいかにして強い憎悪を抱き、どんな計画を立て、そして分厚い仮面の下にそれを隠してあたかも普通の人を装って生活する様を、我々読者に気取られないように書き切ったクリスティーの筆力はさすがとしか言えません。なかなか事件が起きないのに退屈させないのもすごい。 事件が起きて、証言や証拠が集まって、探偵が皆を集めて「さて……」と言う。そんないつものパターンとは異なる読書体験に、脳の違う部分が刺激された気がします笑 それにしても、犯人があの人だったとは……。 それを踏まえて再読したら、そのサイコパスっぷりに背筋が寒くなりそうです。この作品の発表は1944年とのことですが、その時代にサイコパスや精神的DVといった要素を持つ人物を描くクリスティーは、どれほど時代感覚に優れていたというのか。。 今作はノンシリーズとのことで、いわゆる探偵役を務めるのがバトル警視。 娘とのエピソード(一見関係ないように思われる)で、すっかり夢中になってしまいました。 派手さはないものの、堅実な捜査を重んじ、そして自身の直感も大切にする。 そんなバトル警視から、ポアロさんへの言及があったのには思わずニッコリ。二人が共演する『ひらいたトランプ』、早速ぽちってしまいました〜♪ 犯人を追い詰める証拠の弱さと結末のラブロマンスはちょっと引っかかりましたが(トマス、いいところがないじゃないか!笑)、でも、これまで他人に傷つけられてきた二人だからこそ今後は幸せになってほしいな。 真相を覚えているうちにぜひ再読したい一冊です。

Posted by ブクログ

2024/07/21

ゼロ時間。殺人はその結果であって、それ以前から物語が始まっている。タイトルから秀逸。クリスティの新たな試み、これまでのミステリーの常識を覆す画期的な作品。

Posted by ブクログ

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