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内容紹介 | 内容:シンポジウム:"愛と忍耐"の女性史 一番ヶ瀬康子著. 石井筆子の近代 井出孫六著. 石井筆子の生涯 津曲裕次著. 石井筆子の生いたちと明治維新. クララとの出会いと留学. ポアソナードに学んだ大きさ. 障害のある子の親として. 男女同権を謳う. 石井亮一との共同事業へ. 滝乃川学園の意味するもの. 忘却から今蘇る石井筆子. 資料編:大日本婦人教育会雑誌第一号. 女子教育の話. 思ひ出づ(つ)るまゝ. フロレンス、ナイチンゲール嬢と赤十字社事業. 美人笑中に泣く. 日本災異誌おくがき. 隠れたる英雄. 大器晩成(アンデルセンより). 石井筆子日記より(一九二九・八・二〇付). 解説 河尾豊司著 |
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販売会社/発売会社 | ドメス出版/ |
発売年月日 | 2004/03/31 |
JAN | 9784810706185 |
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無名の人 石井筆子
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無名の人 石井筆子
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
実家がある長崎県大村市出身の方の生涯を綴った図書。僕の中では今後なんどか読んでいくことになる本だと思います。
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石井筆子とは、鹿鳴館の華とも呼ばれ、仏英語に長け、米国へ派遣されたり、また女子の自立を目指した女子教育をしたとされる人。その道では津田塾大学の創始者 津田梅子が有名だが、2人は朋友である。この書籍では、筆子の人生を全体的に浮かび上がらせようとしているので、このような革新的、進歩的...
石井筆子とは、鹿鳴館の華とも呼ばれ、仏英語に長け、米国へ派遣されたり、また女子の自立を目指した女子教育をしたとされる人。その道では津田塾大学の創始者 津田梅子が有名だが、2人は朋友である。この書籍では、筆子の人生を全体的に浮かび上がらせようとしているので、このような革新的、進歩的な明治の女性としての側面が強く描かれているように感じられる。さらにその後、日本の障害児教育の母と言われるにいたり、愛情、人生のすべてをかけて、石井亮一と滝乃川学園で奮闘する。滝乃川学園での彼女の「愛情」部分をクローズアップしたのは、『天使のピアノ』ネット武蔵野出版どちらの本にも、多くは触れられていないが、石井筆子を知ろうとすると、勝海舟や島崎藤村などの歴史上の著名人とのかかわりが見えてくる。今まで無名(むみょう)の人であった石井筆子を知ることは、近代史を知ることにつながる。
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