商品詳細
内容紹介 | 松本清張賞受賞作。天下一の棟梁に託された信長の野望…。前代未聞の建築物、安土城を作った男達の葛藤、そして築城プロセスを描いた戦国版プロジェクトXがここに!直木三十五賞受賞の「利休にたずねよ」もご一緒に! |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 2004/06/15 |
JAN | 9784163232102 |
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火天の城
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火天の城
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商品レビュー
3.9
31件のお客様レビュー
山本作品ではこれが1番好きだ。職人の意地やプライドの描写に心が揺らされる。いつまでたっても半人前。この気持ちがあるから、人は次の高みを目指せるようだ。
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滋賀出張の帰り、信長の館と安土城跡を見てきた。レプリカの豪華さと、イメージビデオで想像も膨らみ楽しい。自分ランキング最高のお城一位「安土城」だなー 安土城の小説と言うことで手に取る、しかも山本兼一氏の作品じゃあ期待が高まる。 築城師親子の安土城を築く話、信長などのやりとりなど時...
滋賀出張の帰り、信長の館と安土城跡を見てきた。レプリカの豪華さと、イメージビデオで想像も膨らみ楽しい。自分ランキング最高のお城一位「安土城」だなー 安土城の小説と言うことで手に取る、しかも山本兼一氏の作品じゃあ期待が高まる。 築城師親子の安土城を築く話、信長などのやりとりなど時代風景がイメージでき先日見てきた安土の土地のイメージも相まって楽しい。タイトルは安土城の終わりを知っているだけに物悲しい気持ちになる。
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戦国時代の城作りを題材に取り上げている。日本各地に残されている城を見ることはあっても、それがどういうように建築されたものかについては、ほとんど知識がないので、書かれている内容は興味深く読むことができた。織田信長の命による安土城の構築という物語を縦糸に、子が親を乗り越えるというテー...
戦国時代の城作りを題材に取り上げている。日本各地に残されている城を見ることはあっても、それがどういうように建築されたものかについては、ほとんど知識がないので、書かれている内容は興味深く読むことができた。織田信長の命による安土城の構築という物語を縦糸に、子が親を乗り越えるというテーマや、総棟梁という立場の苦悩などが横糸として描かれ、読ませるストーリーになっている。また織田信長が結構登場し、よく描写されているが、人物像としては自分のイメージに近かったのもよかった。 あえて言えば、ただし、一つの城を作る、というだけの話なので、ちょっと長い。長くても読ませる技術を持った作者ではあるが。そこだけ読んでいて少しけちをつけたくなった。
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