商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2004/05/10 |
JAN | 9784480088598 |
- 書籍
- 文庫
戦争における「人殺し」の心理学
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戦争における「人殺し」の心理学
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商品レビュー
4.3
74件のお客様レビュー
戦争時だから人を殺し…
戦争時だから人を殺しても良いのではない、戦争を起こしている時点で悪なのだと考えねばなりませんね。
文庫OFF
第二次大戦下のあらゆる軍隊において、兵士の発砲率は15〜20%であった。実に80%以上の兵士が敵兵に向かって銃を撃てなかった。多くの人は人を殺せない。戦場に行って敵に銃を構えてさえも、最後の最後で人は良心的兵役拒否者となりうる。 この発砲率は朝鮮戦争で約50%、ベトナム戦争で約...
第二次大戦下のあらゆる軍隊において、兵士の発砲率は15〜20%であった。実に80%以上の兵士が敵兵に向かって銃を撃てなかった。多くの人は人を殺せない。戦場に行って敵に銃を構えてさえも、最後の最後で人は良心的兵役拒否者となりうる。 この発砲率は朝鮮戦争で約50%、ベトナム戦争で約90%へと「向上」される。しかし、それは人間の本性に対する深刻な反動をもたらした。進むも地獄、戻るも地獄。それを乗り越えようとする試みは、悪魔の挽き臼だ。戦争の問題はもちろん、平和の問題も、勧善懲悪的に捉えてはならない。
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- ネタバレ
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第二次大戦中、遭遇戦において火線に並ぶ15~20%の兵しか発砲しない 戦場では威嚇が効果的(威嚇射撃を好む) 19世紀(黒色火薬マスケット銃)の一連隊(200~1000人)射撃は、27m先の連隊に1,2人/分の損害しか与えられない。訓練では206m先で25%、137m先で40%、69m先に命中率60%。砲撃殺傷率は最高50%まで達する
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