商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | サイエンス社 |
発売年月日 | 2004/04/25 |
JAN | 9784781910628 |
- 書籍
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量子論の基礎
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量子論の基礎
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商品レビュー
4.2
15件のお客様レビュー
多くの入門書にある歴史順に進めるものとは異なり,いくつかの公理から始めるタイプの教科書。入門レベルでは厳しいが,一通り量子力学の計算をしたのであれば,本書が量子力学の体系を整理してくれると思う。
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この分野の入門書によくある、量子力学の歴史的背景、つまり(例えば、Planckの量子仮説が唱えられるもとになった黒体放射の問題などの)古典論の行き詰まりについては書かれておらず、まず理論の枠組みとして幾つかの公理を認めてしまい、そこから出発する書き方。量子論に至るまでの科学者た...
この分野の入門書によくある、量子力学の歴史的背景、つまり(例えば、Planckの量子仮説が唱えられるもとになった黒体放射の問題などの)古典論の行き詰まりについては書かれておらず、まず理論の枠組みとして幾つかの公理を認めてしまい、そこから出発する書き方。量子論に至るまでの科学者たちの奮闘も読んでいて確かに面白いのだが、本書のようなスタイルの本もあって良いと思う。何より要らぬ混乱をしなくて済み、本質的な部分が見通しよく理解できる。また、どうせ大学の講義では歴史から話し出すのだから、参考書として本書を読めばバランスが取れるという考え方もあると思う。 扱っている内容としては、ベルの不等式に一章を割いているのが特徴的だろうか。一方で、他の入門書ではよく理論の応用として解説されている水素原子の電子状態に関する記述は無し。随所に練習問題が配置されており、巻末の解答も結構詳しい。値段が2000円ぐらいと理学書にしてはお手頃価格でこの内容は素晴らしいと思う。 何度か言及されている、本書の続編「量子論の発展」(仮題)は一体いつ出版されるのだろうか… 序章 1 古典物理学の破綻 2 基本的枠組み 3 閉じた有限自由度系の純粋状態の量子論 4 有限自由度系の正準量子化 5 1次元空間を運動する粒子の量子論 6 時間発展について 7 場の量子化—場の量子論入門 8 ベルの不等式 9 基本変数による記述のまとめ 付録A 複素数と複素ベクトル空間 付録B 行列 付録C 問題解答
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タイトル通り量子論の基礎的な部分を一から説明することで、本によって説明が違っていたり歴史的な導入によって論理がわかりにくい場合がある量子力学が見通しよく勉強できるようになる本。量子力学の前提知識がなくても大丈夫ですが、線形代数への慣れはある程度必要かもしれません。また、例として主...
タイトル通り量子論の基礎的な部分を一から説明することで、本によって説明が違っていたり歴史的な導入によって論理がわかりにくい場合がある量子力学が見通しよく勉強できるようになる本。量子力学の前提知識がなくても大丈夫ですが、線形代数への慣れはある程度必要かもしれません。また、例として主にスピンが使われているため、具体的なイメージを持って勉強していくことが難しいかもしれません。 http://ngskshsh.hatenablog.com/entry/2018/06/23/030426
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