商品詳細
内容紹介 | 内容:希いはひとつ. タビノソラ. 最低の一日. 海辺の休日. 飛ぶ男. 待ちきれない. 花の下にて. アパートの鍵. 雨過天青. ウリバタケ. 獅子座生まれ. 雨師. 空耳. 猫にご飯 |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 2004/10/12 |
JAN | 9784163234502 |
- 書籍
- 書籍
よろづ春夏冬中
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
よろづ春夏冬中
¥1,210
在庫なし
商品レビュー
3.5
70件のお客様レビュー
満足。 ちょっと不思議で、だいぶBL。現実に、自分では絶対に体験できないであろう内容が、好きなんだと気づいた。
Posted by
少し不思議BL短編集。 皆が皆実は死んでいるわけではないし、少し不思議かBL展開が共通項なのかな。 希い(ねがい)はひとつ こういうの好き。ありがち? 男子学生は後の市村か仲村か。 橘河ではないっぽい。すごく若い時とかならありかも。 最低の一日 クレンジングフォームを持って...
少し不思議BL短編集。 皆が皆実は死んでいるわけではないし、少し不思議かBL展開が共通項なのかな。 希い(ねがい)はひとつ こういうの好き。ありがち? 男子学生は後の市村か仲村か。 橘河ではないっぽい。すごく若い時とかならありかも。 最低の一日 クレンジングフォームを持っていて、トイレで化粧を落としてたら、落ちてると思うんですが、どうですか? 化粧を落としたのは水洗いでってことなんですか?クレンジング持ってるのに? 待ちきれない で、イワとウバが逃げて小栗に送ってもら平木。 連れて来た犯人が小栗なのに、送ってもらっていいの? アパートの鍵 絵が気になる。 どこかのアパートらしき一室の白い扉。電話線、小さな呼び鈴、水道局の金属プレート、公共放送のシール、郵便受けの番地は荒木坂3-402-32、表札はない。 ほとんどすべてが白だけで構成。 額縁の下側に鍵が嵌めこんである。古風な金属製の鍵。小さなわりに重い。ひねりの部分に精巧な透かし、紋様はザクロと土竜。 前に読んだあめふらしと共通の人物が出てくるのはタビノソラ、雨過天青、雨師。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
静謐でどこか物寂しい、幻想的な短編集。 どの作品にも男性を愛する男性が登場しますが、何と言うか、長野まゆみさんの作品って「やおい」や「BL」より「少年愛」という言葉がしっくりくるなあという印象です(青年もいっぱい出て来るけど)。 個人的には、はっきりしたハッピーエンドよりも、切ない系のものがむちゃくちゃツボでした。 向こうから来た人に何だか心を奪われそうになるんだけど、自分の気持ちに気付くか気付かないうちにすれ違い、後ろを振り向いた時には微かな残り香だけで誰の姿もない……不思議……みたいな感じの。具体的にいうと「花の下にて」と「雨師」。 著者ご自身がお描きになった装画も素敵!!
Posted by