商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | みすず書房 |
| 発売年月日 | 2004/10/06 |
| JAN | 9784622081814 |
- 書籍
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生きがいについて
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生きがいについて
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商品レビュー
4.2
126件のお客様レビュー
生きがいについての本だから当たり前なのだけど、「人間としてよりよく生きたいですよね〜」という空気感、「古き良き日本人の心」みたいなものが全編を通してあるのでちょっと疲れる。私はこんなに自分の心のあり方をそのまま「心」として捉えて真剣に向き合うことがなく(嫌な気分になったら「あーコ...
生きがいについての本だから当たり前なのだけど、「人間としてよりよく生きたいですよね〜」という空気感、「古き良き日本人の心」みたいなものが全編を通してあるのでちょっと疲れる。私はこんなに自分の心のあり方をそのまま「心」として捉えて真剣に向き合うことがなく(嫌な気分になったら「あーコレチゾールが出てるのかぁ」と考えるタイプ)、ここまで科学を除いたものの考え方をする人は大変だろうなぁと思ってしまう。極限の苦しみを与えられたら私もこういう思考回路になってしまうんだろうか。人との繋がりや誇り高く生きることなど、そもそも私が重要視したことのないものを奪われることが本著では「大変なことである!!」と表されているので、前提が違う感じがした。著者は社会や人に対する愛に重きを置いてるんだな。あ、普通人ってそうなんですか? 結局、人間は与えられた条件や環境の中で、つまらない選択肢しかなくても何らかの活動に生きがいを見出しながら生きていくしかないのだなと、現実を突きつけられて哀しい気持ちになるが、そらそうだよな。 精神化、精神的な生きがいの章の内容がおもしろかった。「自分をとりまく環境にどのような不快なことがあっても、ひとは精神の翼にのって自由にあまがけることができる」。そうよ、それが人間のいいところ。私の生きがいはこれだ。
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内容は良かったけど文体が個人的に読みにくかった。(ひらがな多め) 納得するし論理の持っていき方も自然だけど、大きな感動は少なかったな。中学生のときとかに読みたかったかも
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タイトル通り、『生きがいについて』の考察がなされている。「生きがい」について考える際の材料として最良のもののうちの一つだ。 人が元気に生きるためには何かしらの目標が必要だ。本書で、「人間がいきいきと生きて行くために、生きがいほど必要なものはない」(p7)と書いているとおりである...
タイトル通り、『生きがいについて』の考察がなされている。「生きがい」について考える際の材料として最良のもののうちの一つだ。 人が元気に生きるためには何かしらの目標が必要だ。本書で、「人間がいきいきと生きて行くために、生きがいほど必要なものはない」(p7)と書いているとおりである。 立派な人生目標でなくとも、新年に立てる今年の抱負のようなもの、あるいは漠然とした方針のようなものでもなければ、精神衛生上よろしくない。人間は、無目的に生きていては、生に飽きてしまうものなのだろう。目標は達成できなくても、目標に向かって前進しているという感覚が重要だ。「前に進んでいるという感覚」が大事ということは、ものの本にはわりと書かれていることだ。本書では次のように書かれている。 人間はべつに誰からたのまれなくても、いわば自分の好きで、いろいろな目標を立てるが、ほんとうをいうと、その目標が到達されるかどうかは真の問題ではないのではないか。ただそういう生の構造のなかで歩いていることそのことが必要なのではないだろうか。その証拠には一つの目標が到達されてしまうと、無目的の空虚さを恐れるかのように、大急ぎで次の目標を立てる。結局、ひとは無限のかなたにある目標を追っているのだともいえよう。(p25) 私は、こういう文を読むと、本多静六先生の、『人生計画の立て方』の巻末に付された読者に向けた最後の言葉を思い出す。 私は百二十まで生きるつもり、また生きてもよいつもりで、私の人生計画をてた。そしてそのように、努力をつづけてきた。いまここで再び起たぬことになったとしても、これは決して無意義に終わったものとは考えない。百二十を目標とした八十五年(満)の充実は、本多静六にとって、満足この上もない一生だ。努力即幸福に対する感謝の念は一杯である。(実業之日本社、2013年、p230) 一方は、実体験に即した人生訓。もう一方は学術的方面からの考察。もちろん後者も、経験にもとづく考察には違いない。だが、一歩離れたような客観性がある。 人によって合う、合わないはあるかもしれないが、紛れもない名著であることは確かだ。 巻末に「『生きがいについて』執筆日記」と、インタビューなどの付録がついている。本編では見えなかった、著者の人柄や執筆風景が描かれており、本書の全景が見えてくる。コレクションならではの、心憎いおまけである。
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