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鳩のなかの猫 ハヤカワ文庫クリスティー文庫28
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鳩のなかの猫 ハヤカワ文庫クリスティー文庫28

アガサ・クリスティ(著者), 橋本福夫(訳者)

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鳩のなかの猫 ハヤカワ文庫クリスティー文庫28

1,078

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/
発売年月日 2004/07/16
JAN 9784151300288

鳩のなかの猫

¥1,078

商品レビュー

3.8

38件のお客様レビュー

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2010/05/28

女子校で起きた殺人事…

女子校で起きた殺人事件をポアロが推理する。宝石盗難事件を絡めて面白く読ませる。

文庫OFF

2024/10/22

ポアロもの。 中東のラマット王国で革命が勃発。 国王のアリは、お抱えパイロットのボブに莫大な価値を持つ宝石を託します。 ボブはその宝石を“とある場所”に隠し、その後アリと共に国外脱出を図るも後日彼らの死亡が確認されてしまいます。 一方、ボブの姪にあたるジェニファーが通う名門女子...

ポアロもの。 中東のラマット王国で革命が勃発。 国王のアリは、お抱えパイロットのボブに莫大な価値を持つ宝石を託します。 ボブはその宝石を“とある場所”に隠し、その後アリと共に国外脱出を図るも後日彼らの死亡が確認されてしまいます。 一方、ボブの姪にあたるジェニファーが通う名門女子校・メドウバンクで新任の体育教師が射殺されるという事件が発生して・・。 宝石の行方と女子校で起こった殺人事件という二つの謎を巡る、サスペンス&ミステリ仕立ての内容です。 さらに、学校が舞台ということで生徒達や教職員の人物描写が冴えわたり、例えばメドウバンク校長であるバルストロード先生の、今後の学校経営(方針)を踏まえての後継者をどうするかという葛藤等、登場人物達の心情が丁寧に描かれているのが、さすがクリスティーですね。 本書は、ポアロものとしては異色と言っていいほどポアロが全然出てこなくて、ポアロものだということを忘れた頃にようやく登場します。 因みに、今回ポアロに事件解決を依頼する少女・ジュリアの知人・サマーヘイズ夫人って『マギンティ夫人は死んだ 』での“ポアロの残念な滞在先”のご婦人ですよね?(違っていたらスミマセン) で、ポアロが登場するともう急展開で、サッサと情報収集して、ちゃっちゃと解決しちゃうという・・・うん、これぞポアロ!って感じでございます~。 犯人については、“第二の殺人”が意外な真相でして、それが解ったと同時に思わぬ悲劇が起こってしまったことに、しばし唖然となりました。 そして、肝心の宝石の最終的な所有についてですが、個人的にはなかなか粋なオチだったのでは?と思っております。 ところで、今回何気にご活躍のジュリアでしたが、彼女の母親・アップジョン夫人も、犯人特定のキーパーソンということで、太川陽介&蛭子能収ばりに“トルコ・アナトリア地方、ローカルバスの旅”を満喫していたところを強制帰還させられていましたので、この度ジュリアが“ご褒美”を貰えたこともあり、今度は母娘一緒に豪華な旅でも楽しめたら良いかも・・と勝手に思った次第です~。

Posted by ブクログ

2024/07/13

どちらかといえばサスペンスタッチの印象。 犯人が全く予想できないが、しっかり伏線は張られていて演出のうまさは流石。

Posted by ブクログ

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