- 新品
- 書籍
- 書籍
- 1215-02-07
時間への失墜 E.M.シオラン選集4
2,200円
獲得ポイント20P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 国文社 |
| 発売年月日 | 2004/07/01 |
| JAN | 9784772001595 |
- 書籍
- 書籍
時間への失墜
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
時間への失墜
¥2,200
在庫なし
商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
シルヴィー・ジョドーの『シオラン あるいは最後の人間』 (叢書・ウニベルシタス 593)という本がある。シオランの著書からの引用が網羅され、熱気を帯びた緻密なシオラン論が展開されている。私の頭のレベルでは、ジョドーの本を読み通すことがとても難しいが、いつの日にか読むために大切に保...
シルヴィー・ジョドーの『シオラン あるいは最後の人間』 (叢書・ウニベルシタス 593)という本がある。シオランの著書からの引用が網羅され、熱気を帯びた緻密なシオラン論が展開されている。私の頭のレベルでは、ジョドーの本を読み通すことがとても難しいが、いつの日にか読むために大切に保管しておきたいと思う。 それがどうしたというのか?ここで私が伝えたいことは、ジョドーの本に収録されているシオランとジョドーによる 『対談』の末尾で、シオランが『生誕の災厄』『苦渋の三段論法』『時間への失墜』の三冊に愛着があること、そして「以上の三冊の本で、たぶん充分だったでしよう。ためらわず繰り返しますが、私は書き過ぎました」と語っていること。 シオランは、「 私がことのほか愛着をもっているのは、『時間への失墜』の最後の7頁です。これは私が書いたもっとも真剣なものです。7頁を書くのにえらく苦労しましたが、概して理解されませんでした。この本は、私からすればもっとも個人的なもので、私にとって最大の関心事を書いたものなのに、さっぱり話題にされなかった。実際、時間からの失墜にまさる重大な劇があるあるでしようか。残念ながら、この私の思想の本質的側面に気づいた読者はいなかった」と語っている。 私は『時間への失墜』を、ジョドーの本と同様、いつの日にか読むために大切に保管したいと思う。 【参考】 ●『対談』(シオラン/ジョドー)の末尾の部分 <ジョドー:特に愛着をおもちの本はありますか。 シオラン:もちろん、『生誕の災厄』です。この本のどの言葉も、私とは切っても切れないものです。この本はどの頁からでも読める。ただし、全部は読む必要はない。 私はまた、『苦渋の三段論法』にも愛着をもっています。理由は単純で、みんながこの本をくさしたから。この本を書いて、私は評判を落としたといわれました。この本が出たとき、正しい判断をしたのはジャック・ロスタンだけでしたね。「この本は理解されないだろう」といっていましたから。 でも、私がことのほか愛着をもっているのは、『時間への失墜』の最後の7頁です。これは私が書いたもっとも真剣なものです。7頁を書くのにえらく苦労しましたが、概して理解されませんでした。この本は、私からすればもっとも個人的なもので、私にとって最大の関心事を書いたものなのに、さっぱり話題にされなかった。実際、時間からの失墜にまさる重大な劇があるあるでしようか。残念ながら、この私の思想の本質的側面に気づいた読者はいなかった。 以上の三冊の本で、たぶん充分だったでしよう。ためらわず繰り返しますが、私は書き過ぎました。 ジョドー:それがあなたの最後の言葉ですか。 シオラン:そうです。 > ●シルヴィー・ジョドーのプロフィール 1951年生まれのフランスの女流文筆家。20代後半から30代のはじめにかけて、おもに雑誌『オラクル』に拠って文学活動を行なってきたが、やがて関心を文学から、神秘思想を含む広義の宗教、とくに仏教に移す。30代の半ばにシオランと出会い、「精神の歩みの上で一段階」を画する決定的な影響を受ける。現在の主要な関心の対象はトランスパーソナル心理学であるという。『シオラン あるいは最後の人間』(1990)と同時に、シオランとの対談を収めた小冊子『対談』が刊行されている。
Posted by 
