- 新品
- 書籍
- 文庫
- 1225-02-01
苦海浄土 新装版 わが水俣病 講談社文庫
913円
獲得ポイント8P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2004/07/14 |
| JAN | 9784062748155 |
- 書籍
- 文庫
苦海浄土 新装版
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
苦海浄土 新装版
¥913
在庫なし
商品レビュー
4.5
107件のお客様レビュー
人間の尊厳と苦悩を深く掘り下げた作品は、環境問題や社会の無関心に対する鋭い批判を織り交ぜながら、読者に強いメッセージを届けます。水俣病の患者たちの痛みや悲劇をリアルに描写し、時には美しさをも感じさせるその表現は、単なる記録を超えた文学的な深みを持っています。著者は、患者の心に寄り添いながら、社会全体の無理解や冷淡さをも浮き彫りにし、読む者に「知ること」の重要性を訴えます。作品を通じて、過去の出来事が現在にも影響を及ぼしていることを痛感し、心に響く思いを抱かせる一冊です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
これはひとつの書物というよりも、人類が避けてとおれぬ異形の石碑である。 天にまします神に向かって突きつけた鋭い尖塔である。 そして資本に骨抜きにされたおぼろげな魂しか宿さない我々に向けられた銃口である。 繁栄だ、文明だと騒ぎうごめく現代人に告げられた予言書は、見て見ぬふりしてあさ...
これはひとつの書物というよりも、人類が避けてとおれぬ異形の石碑である。 天にまします神に向かって突きつけた鋭い尖塔である。 そして資本に骨抜きにされたおぼろげな魂しか宿さない我々に向けられた銃口である。 繁栄だ、文明だと騒ぎうごめく現代人に告げられた予言書は、見て見ぬふりしてあさましくうごめく船虫のような我々に自らの穢れを鮮やかに映し出すだろう。
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本屋で不意に見つけた石牟礼道子ムックを読もうとしたところ、著書を全然読んだことなく、読んでも全然わからないという、至極当然な経験をしたため急遽買い集めた石牟礼道子本。まずはあやとりの記を読んで、メインであるこの苦海浄土に出航してみた。 本を色々買うときに知ったが、この苦海浄土こそが、石牟礼道子を有名にしたらしい、水俣病について書いた本。つまり、絶対軽く読めるようなものではない。ということで覚悟して読み始めたものの、やはり、重い。 病状や水俣市民の苦境を凄まじい描写力で描いており、さらに九州の方言による臨場感がビリビリと届く。 ただ、内容としては非常に面白いため、サクサクと読めてしまうのだが、それによるダメージは別に軽減されないため、どんどん蓄積されていく。そして、ふと本を置くとドッと疲れている自分に気づくという塩梅。 最後には「第一部 終」とあるので、続きが作者の中では存在していたのかもしれない。確かに各登場人物がどうなったかなどの追記はなく、そもそも問題がひとまず解決したところまで描かれているかというと、そういうわけではなかった。 ただ、この本は限りなくノンフィクションに近いものなので、ストーリーが完結するとかそういうのはない。ある意味水俣病はまだ終わってないわけだし。なので、水俣病というものがどういうものだったか、実際に被害を受けた人々、救おうとした人々、テキトーな対応をした人々などを外部の人が知ることができればそれで十分なのかもしれない。 あとがきにもあるが、自分も読んでて違和感…というほどでもないけど「症状が進んでいて痙攣とかもあるのに、さすがに余りにもしっかりと喋れすぎていないか?」と思うような、各登場人物のエピソードが並んでいるのは、結局患者たちが実際に話したことではなく、一部聞いたことを膨らませたりした、言ってしまえば創作だった模様。 石牟礼さんの心のなかに形作られた各々のパーソナリティが代わりに喋っていたという形。言うなればイタコか。 それが悪いとか間違っているとかいうわけではないが、あとがきで説明があってスッキリした。 本当に患者たちがそう思っていたとかいうのはもはや肝心ではなく、水俣病がこういうものだと、読者に感じさせるのが目的だろうし。というかもはやそういう目的で書いていたんだろうか。こういうのが発露してしまっただけなんじゃないかと思ったりもした。
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
石牟礼道子さんの視点による水俣病。名前しか知らなかったがその病気の恐ろしさ、衰弱っぷり、四肢の感覚が失われたり言葉をうまく喋れなくなったりと想像を絶する辛さだった。坂上ゆきさんが月経を夫に変えてもらわなければいけなかった辛さと、結局夫に離婚されたというところが辛かった。女性としての尊厳まで奪うという恐ろしさだった。日窒も政府も水俣病認定には時間がかかりすぎているし、被害者補償もわずかしか行っていないというのも驚きだった。認定されなかった人も多くいたようだった。また、水俣病というと水俣市のせいのようになってしまっていて、彼ら彼女らは普通に日常生活を送って、魚を食べていた被害者なのに、そのような名称になって負のイメージを背負うのは気の毒だから、名称変更した方が良いのではないかと思った。
Posted by 
