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のっぽのサラ
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のっぽのサラ

パトリシア・マクラクラン(著者), 金原瑞人(訳者), 中村悦子

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のっぽのサラ

1,430

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店/
発売年月日 2003/09/30
JAN 9784198617455

のっぽのサラ

¥1,430

商品レビュー

4.3

11件のお客様レビュー

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2021/08/24

善き。 児童書として素晴らしい。長さといい、短さの中での起承転結も素晴らしい。 子どもが新しく来てくれたサラが地元の海を懐かしんで立ち去ってしまわないかドキドキする感じ。 サラがまた男勝りに活動的で思慮深いステキな女性である事。 アメリカの大きな大地の感じとまた、メイン州の海辺の...

善き。 児童書として素晴らしい。長さといい、短さの中での起承転結も素晴らしい。 子どもが新しく来てくれたサラが地元の海を懐かしんで立ち去ってしまわないかドキドキする感じ。 サラがまた男勝りに活動的で思慮深いステキな女性である事。 アメリカの大きな大地の感じとまた、メイン州の海辺ののんびりした感じといい、日本にないものを子どもながらに感じられるところもまたとても良い。 続きを読みたい。

Posted by ブクログ

2021/06/15

弟が生まれた翌日お母さんが亡くなったという衝撃の始まりだったけれど、代わりになってくれるかもしれない人を新聞広告を通じて探し、それを見た人と手紙をやりとりする様子がほほえましく、特に子どもたちが、自分たちを嫌いにならないか心配する様子がいじらしかったです。 挿絵もすてき。 中高...

弟が生まれた翌日お母さんが亡くなったという衝撃の始まりだったけれど、代わりになってくれるかもしれない人を新聞広告を通じて探し、それを見た人と手紙をやりとりする様子がほほえましく、特に子どもたちが、自分たちを嫌いにならないか心配する様子がいじらしかったです。 挿絵もすてき。 中高学年の子に読んでほしい。

Posted by ブクログ

2020/02/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 パパが新聞広告を出し、アンナとケイレブのママになってくれる人を募集する。その広告に返事をくれたのが、のっぽでぶさいくなサラだった。1ヶ月間は、一緒に過ごしてみるお試し期間。果たしてサラはママになってくれるのか。短いけれども素朴で温かい物語だった。  「サラがうちに来てほしい」という子供たちの願いが、いつの間にか自分の願いになっていた。「来てくれるのか、帰っちゃうのか」と不安になりながらも、サラと過ごす時間がかけがえのないもののように感じながら読んでいた。恋をしている気持ちと同じではないけど、遠からずというような。嫌われたくない、自分たちやこの家を好きになってほしい。故郷に帰ってほしくない、ここに残ってほしい、という気持ち。  サラにママになってほしいアンナとケイレブは、故郷の海を恋しがるサラに不安を募らせながらも、大草原の中でサラと一緒に楽しく過ごす。花を摘んだり、歌を歌ったり、干し草の山を滑り降りたり、サラの方言「あたりきよ!」をみんなで真似したり…。こうした一つ一つの時間を愛おしく思った。  そして、いつのまにか、優しくも少し破天荒なサラに惹かれ、子供たちのようにサラが「うち」にきてほしいと心から願うようになった。だから、サラが干し草の山のことを「うちの すなはま」と手紙に書いた場面では、胸が熱くなった。サラが海をもってきてくれたという結末が、本当に素敵。

Posted by ブクログ

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