商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | みすず書房 |
| 発売年月日 | 2003/07/08 |
| JAN | 9784622070474 |
- 書籍
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他者の苦痛へのまなざし
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他者の苦痛へのまなざし
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商品レビュー
4.1
23件のお客様レビュー
紀元前から近代、現代に至るまで多くの戦争や災害、事件などに私たちはいる。近代から現代においては、多くの戦争や事件を映像や写真で見られるようなった。本著では、それらの筆舌に尽くし難い状況を見た上で、ただの同情は自己満足や責任の回避につながりうると説く。 私たちには当時の写真や映像、...
紀元前から近代、現代に至るまで多くの戦争や災害、事件などに私たちはいる。近代から現代においては、多くの戦争や事件を映像や写真で見られるようなった。本著では、それらの筆舌に尽くし難い状況を見た上で、ただの同情は自己満足や責任の回避につながりうると説く。 私たちには当時の写真や映像、資料を見て読み知り自力で私たちはどの立場でどう考え自力で答えを見つけなければならない。 戦争を知る世代がまもなく世代交代が終わる。語り手が居なくなり、写真や映像と資料だけが残る。そこから私たちはどう考え、どう答えを導き出すのかを自分にも社会にも問わなければならない。本著も写真や映像や資料が「考え、知り、調査するためのきっかけ」であると示唆している。 私たちの日本においては、おびただしい犠牲と歴史と時代と人によって築かれている。知るだけでは知らないのと同じで、同情するだけでは自己満足と責任転嫁または回避である。未来において、本著が危惧していることを何度でも繰り返すだろう。その時に歴史から学び調査し考え抜いた人がまた防止し受け皿となるだろう。 幸いにも現代(2025)時点では、書物や資料などの検閲され思想弾圧や逮捕されることはない時代を皆生きている。自分から知ろうとし、行動し、調査し、倫理観や自分の考えに照らし合わせ問いを投げ答えを導けるだろう。 これは戦争や事件だけの話ではない。人間関係や人生でも活用し応用できる。まずは知ることのきっかけから始め、本著は多くの気づきを与える良書といえよう。
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苦痛を生む世界のメカニズムを把握しようとする契機を、少なくとも写真は与えてくれるのだ。 観察、学習、傾注が始まる。写真が私たちに代わって道義的、知的な仕事をするわけにはいかない。だが、私たちが私たちの道を歩き始める契機にはなるのだ。 「残虐な映像をわれわれにつきまとわせよう」
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戦争と写真の関係性を深掘りしている内容、という印象だった。 内容を知らずに読み始めたのでまさか戦争と写真の関係性を紐解かれると思わなかった。 写真を趣味にしている人は一度は読んでおいても面白い内容。 戦争写真がプロパガンダやマーケティングに使われていることに無意識的になっていたの...
戦争と写真の関係性を深掘りしている内容、という印象だった。 内容を知らずに読み始めたのでまさか戦争と写真の関係性を紐解かれると思わなかった。 写真を趣味にしている人は一度は読んでおいても面白い内容。 戦争写真がプロパガンダやマーケティングに使われていることに無意識的になっていたので、よい考え直す機会になった。 写真を撮ることと火器で敵をエイムし続けることに同一性がある、という内容がとても印象に残っている。 その写真はどこで撮られて、誰が何の目的で(プロパガンダやマーケティングのためなのか、他意のない写真家が撮っただけなのか)を意識しようと気づけた。
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