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タスティン入門 自閉症の精神分析的探究
3,960円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩崎学術出版社 |
発売年月日 | 2003/04/25 |
JAN | 9784753303021 |
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タスティン入門
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タスティン入門
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商品レビュー
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自閉症に対してのアプローチとしては、現在行動療法が主流となっている。相対的に精神分析的アプローチの勢いが衰えてきていることは、多くの文献で言われている。しかし、だからといって精神分析的アプローチの価値が失われたわけではない。 本書を通して、自閉症児・者を理解する上での想像力が...
自閉症に対してのアプローチとしては、現在行動療法が主流となっている。相対的に精神分析的アプローチの勢いが衰えてきていることは、多くの文献で言われている。しかし、だからといって精神分析的アプローチの価値が失われたわけではない。 本書を通して、自閉症児・者を理解する上での想像力が高まったように感じる。たとえセラピストが働きかけていること(行動)が、客観的に見て同じであっても、どのような視点からそれを見ているか、行っているかで、随分と違ってくるだろう。タスティンの理論に触れたことで、自閉症を理解する上での新たな視点が得られた。 もちろん、タスティンの理論(限らず、精神分析の理論全般)は科学的視点からすれば間違っているところもあるだろう。それはそれで見直されるべきだと思う。そして、そういった科学的に実証されてきた知見は、取り入れていくべきである。しかし、本書で伝えようとしていることは、自閉症を(実践の中で)理解しようとする、ひたむきな姿勢のように感じられた。
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