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水田の生物をよみがえらせる 農村のにぎわいはどこへ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 2003/01/22 |
JAN | 9784000055253 |
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水田の生物をよみがえらせる
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水田の生物をよみがえらせる
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カエルとかザリガニとかそういう連中の話だと思ったら、メインは植物だった。うーん、デンジソウって言われてもピンと来ない。 著者は植物が専門の研究者だから、図表も豊富で、そういう意味では興味深いのだが、書き口が論文チックで、いまひとつ著者の心情が迫ってこない。農家の娘として過ごした...
カエルとかザリガニとかそういう連中の話だと思ったら、メインは植物だった。うーん、デンジソウって言われてもピンと来ない。 著者は植物が専門の研究者だから、図表も豊富で、そういう意味では興味深いのだが、書き口が論文チックで、いまひとつ著者の心情が迫ってこない。農家の娘として過ごした子どものころの話も、民俗学の覚書みたい。「水田の生物をよみがえらせる」べきと著者が考えている理由が、あまり読者に伝わってこないのだ。それが情緒的なものであるとしても、それはそれで別にいいんじゃないかと思うんだけど。 著者は水田の生物の保全に取り組んでいる人だけれど、その一方で農家のことを考えていない環境保護団体とやりあったことがあるようだ。書きにくいのかほとんど出てこないが、現場の声という点では貴重な話だと思うのだが。
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