1,800円以上の注文で送料無料

閉じた本 海外文学セレクション
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

閉じた本 海外文学セレクション

ギルバート・アデア(著者), 青木純子(訳者)

追加する に追加する

閉じた本 海外文学セレクション

1,650

獲得ポイント15P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社/
発売年月日 2003/09/25
JAN 9784488016371

閉じた本

¥1,650

商品レビュー

3.9

10件のお客様レビュー

レビューを投稿

2015/07/16

交通事故で盲目になったことから隠棲していた作家が、回想録の口述筆記のため助手を募集した。助手となった青年は有能で回想録は順調に進んでいくが、ちょっとしたきっかけで作家は彼の誠実さを疑いだし、疑心暗鬼にかられてゆく… ほぼ全編が会話でなりたっており、読者も助手の言葉でしか周囲の世界...

交通事故で盲目になったことから隠棲していた作家が、回想録の口述筆記のため助手を募集した。助手となった青年は有能で回想録は順調に進んでいくが、ちょっとしたきっかけで作家は彼の誠実さを疑いだし、疑心暗鬼にかられてゆく… ほぼ全編が会話でなりたっており、読者も助手の言葉でしか周囲の世界を知ることができないため、盲目であることの恐怖がリアルに感じられる。サスペンスが地味なのでラストが今ひとつ盛り上がらず終わってしまった気がするが、最後のオチはなるほどと思った。

Posted by ブクログ

2015/01/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これはすっごく面白かった! 多分、フランス語のフリーペーパー「フラン・パルレ」で読んだ記事で、ジョルジュ・ペレック「消失」っていう、eを全く使わない小説をeを使わずに英訳した人、っていうことで名前を覚えていた。(和訳されましたね)小説もこんなに面白いの書くんだ~!ヒッチコックっぽさは否めませんが。

Posted by ブクログ

2012/02/22

(ほぼ)会話文だけでも小説って成り立つんだねぇ。そして小説だからこその展開。二転三転とあるけれど、それはおいといても、小説を読むということと視力を失って生活するということが似たようなものだと気づかされただけでも目からウロコだったな、と。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品