商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2003/12/13 |
| JAN | 9784151300141 |
- 書籍
- 文庫
もの言えぬ証人
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もの言えぬ証人
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商品レビュー
3.6
63件のお客様レビュー
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- ネタバレ
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海外ものは名前や人物関係を把握するのに いつも手こずるので、 今回からノートに相関図、時系列をまとめながら読んだ。 いつ誰に何ができたのか、こいつは周りからどんなやつだと思われているのか。 結果、みごとに犯人が… 全くはずれていた。 またやられた。 クリスティは人物への思い込みを利用するのがほんとに上手い。 だから、今回も見えてる通りの人物像とはみんなちがうんだろう、と実はロウスンがすっごい策士で演技してるんじゃないか!?とか思ってたのに。 全然ちゃうかった。 驚きとかトリックだとかはクリスティの 他作品より薄いが、終始コメディぽい軽快なやりとりが楽しい作品。ボブがいいスパイスになっている。 ちなみに相関図に書くために調べたら、ボブは表紙の犬とは全然ちがう感じの犬種だった。 今回、読んでてポアロが「事実と解釈」だとか「推察と考察」だとかを非常に意識して線引いてることに目が行った。やっぱり賢い人は気をつけてんだな。 最近、物事に対する自分の解釈だとか無意識の色眼鏡を疑ってかかんなきゃだめだなって反省してたから、参考になっちゃった。 「〝彼の話では〟とか〝彼女の話では〟といった推理は、愚の骨頂ですよ」とポアロは言った。「なんの意味もない。それは本当の話かもしれないし、あるいは〝嘘も方便〟のつくり話かもしれない。いずれにしてもわたしは事実だけしか取り扱わないことにしている」 「あらゆる人が少しずつ異った角度から彼女を眺めていたことになる。」 「この人たちをわれわれ自身の目で観察することです」 「その人から受けた印象だけを頼りにしたら、非常に危険だということ。感じや印象は第二にして事実をもととしなければ……」 「ヘイスティングズ。わたしは思うなんてことは、自分自身に対して絶対に許さない主義なんだよ。つまり推察するってことはしないんだね。ただ、いまのところある種の考察はしてますが……」 「原因と結果だよ。原因と結果」 肝に銘じます、ポアロさん。
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