もの言えぬ証人 の商品レビュー
ある富豪の老女から届…
ある富豪の老女から届いた依頼の手紙。訪ねてみると2ヶ月ほど前に病気により死んでいた。老女の死によって起こった遺産の問題、人間関係・・一見事件のようには見えないこの老女の死を、ポアロが調査していく作品です。最初は単調ですが、後半になるにつれてハラハラするような展開になっていきます。
文庫OFF
ポアロは命の危険を訴…
ポアロは命の危険を訴える富豪の婦人から手紙を受け取ったが、二ヶ月前に彼女は亡くなっていた。犬好きの私としては犬をもうちょっと活躍させて欲しかった。
文庫OFF
クリスティ10冊め 「もの言えぬ証人」のテリアのボブは可愛らしいし、降霊会とか出てくるのも当時の流行を感じて面白い。ヒルマ•アフ•クリントとか同時代なのかな。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
翻訳が珍しい感じだった。内容としては、まぁ面白いかな。犯人の顛末が少し拍子抜けしたけど、ある意味で依頼人の願いを完遂したということだろう。 しかし、昔から思っていたけど、ヘイスティングズが面倒臭さい男だの。 それにしても、子供たちはどこに行ったんだろう…「信頼している男の使い」が連れて行ったってことは、ポワロが確保したってことかな?
Posted by
今回のポアロのシリーズは、少し物足りなさがありました。驚きがあまりなかったかなぁ。 犬の登場効果が思ったよりなかった感じかしたからかもしれません。 ポアロのシリーズの秀逸作品とついつい比べてしまうから厳し目かもです。
Posted by
英国特有の階級制度に疑問を投げかけるかのような,霊媒師なる登場人物を配置した実験作.身分と清廉さとは無関係で,他者と自分との関係性を客観視する中で自己を構築する重要性を,ポアロが登場人物一人一人と話す中で醸成していく.クリスティならではの綺麗なプロットを堪能.
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
遺産相続をめぐる利己的な一族の話で、『邪悪の家』ってタイトルはこっちの方が相応しそう。事件は老女の転落事件と病死のみで、ポアロが容疑者と話して情報を引き出すだけで500ページ以上引っ張られるのはさすがにしんどかったが、犯人の意外性はある。この感じのズラし方は久々かな?引っかかった。 影が薄くなってきたヘイスティングスが今作でほぼリタイアと聞いてやや寂しくなる。助手による記述形式は手がかりの与え方、ミスリードの手法に限界がきたのかな。 ※直井明氏の解説で『カーテン』に関して超重大なネタバレを喰らったような気がします(大泣) 問題なければいいのですが…
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
振り子のようにポアロ作品に戻って本作。 知人の勧めで順序関係なく借りられた作品から読んでます。ありがたやま。 さて、冒頭「エミリイ・アランデルは五月一日に死んだ。」とちょっと急な掴みで始まりつつ、その後は割としずしずとポアロの捜査が進んでいく。 ただし、エミリイの視点で死に至るまでの彼女の疑念と恐怖を読者は知るし、ポアロさんが少ない手がかりからそれを認識していく様子にワクワクする。その間ちょこまかと口を挟んだり、表情で物語ってしまうヘイスティングズの存在が相変わらず可笑しい。 おまけに「もの言えぬ証人」たる飼い犬の気持ちまで雄弁に語っちゃったりして、なおさらヘイスティングズ〜!となるとか、ならないとか…笑 全体的にゆったりとした話でありながら、ちゃんとこちらの予想を裏切ってくれる手腕は変わらず。今回は外さないだろうと思っていたのに意表を突かれました。
Posted by
1937年の作品。 長編ポアロシリーズ14巻目。 ある日エルキュールポアロは、裕福な独身の老婦人、エミリーアランデルから調査の依頼の手紙を受け取る。しかしその手紙は2ヶ月前に書かれたものであり、手紙を出した彼女はすでに故人となっていた。彼女の死は病死で、少しも疑わしいところは...
1937年の作品。 長編ポアロシリーズ14巻目。 ある日エルキュールポアロは、裕福な独身の老婦人、エミリーアランデルから調査の依頼の手紙を受け取る。しかしその手紙は2ヶ月前に書かれたものであり、手紙を出した彼女はすでに故人となっていた。彼女の死は病死で、少しも疑わしいところはなかった。が、彼女が死ぬ前に遺言状を書きかえたこと、階段から落ちて怪我をする事故があったことなどからポアロは彼女の死が殺人によるものではないかと疑い始める。 容疑者は、エミリーアランデルの甥のチャールズアランデル、姪のテリーザアランデル、同じく姪のベラ・タニオスとその夫でギリシャ人のドクタータニオス。彼女の死によって莫大な遺産を受け継いだ付添人のミスロウソンである。 一部始終を目撃していたはずのエミリーの愛犬、ボブは言葉を話すことができない…。 この作品は、ワンちゃんのボブがキーパーソン(キードッグ?)となって出てきます。 アガサクリスティの飼い犬がモデルになっているのかな? ヘイスティングスくんの語りで書かれていますが、ヘイスティングス君はさすが、犬語も解すんですね!! 強い個性のキャラクターがいっぱい出てきますが、中でも強烈なのが、ミス・ピーボディというオールドミス。尖った傘の先でヘイスティングス君を刺して喜んだりしています。宮崎駿作品の湯バーバのようなイメージです(個人的見解) いろいろな伏線も出てきますが、鮮やかなほどミスリードさせられたー! やはりヘイスティングス君の語りの作品は軽妙で面白いですね!
Posted by
ポアロに事件の調査を依頼する手紙が届きますが、依頼人ミス・エミリイ・アランデルを訪ねると、なんと彼女は既に亡くなっており、その遺言が周囲を驚愕また狼狽させていました。遺産をもらうことになったミス・ロウスンも、もらい損ねた弟妹の子たちも、曲者揃い、この中の誰かがお金目当てに殺人を?...
ポアロに事件の調査を依頼する手紙が届きますが、依頼人ミス・エミリイ・アランデルを訪ねると、なんと彼女は既に亡くなっており、その遺言が周囲を驚愕また狼狽させていました。遺産をもらうことになったミス・ロウスンも、もらい損ねた弟妹の子たちも、曲者揃い、この中の誰かがお金目当てに殺人を? そんな寒々しいストーリーだから、故ミス・エミリイの愛犬ボブの愛らしさが救いですね。
Posted by
