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敵討 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | 内容:敵討. 最後の仇討 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2003/11/28 |
| JAN | 9784101117461 |
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敵討
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敵討
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「敵討ち」は江戸から…
「敵討ち」は江戸から明治に入ると一転して殺人罪になる。この時代の流れについていけない人びとを描く。
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吉村昭の中篇時代小説集『敵討』を読みました。 吉村昭の作品を読むのは、6年半くらい前に読了した『破獄』以来なので久しぶりですね。 -----story------------- 賞賛された美風が、明治には殺人罪に……ドラマチックな敵討を描く歴史中篇二篇。美しき犯罪。 惨殺され...
吉村昭の中篇時代小説集『敵討』を読みました。 吉村昭の作品を読むのは、6年半くらい前に読了した『破獄』以来なので久しぶりですね。 -----story------------- 賞賛された美風が、明治には殺人罪に……ドラマチックな敵討を描く歴史中篇二篇。美しき犯罪。 惨殺された父母の仇を討つ――しかし、ときは明治時代。美風として賞賛された敵討は、一転して殺人罪とされるようになっていた……新時代を迎えた日本人の複雑な心情を描く「最後の仇討」。 父と伯父を殺した男は、権勢を誇る幕臣の手先として暗躍していた……幕末の政争が交錯する探索行を緊迫した筆致で綴る「敵討」。 歴史の流れに翻弄された敵討の人間模様を丹念に描く二篇を収録。 ----------------------- 2001年(平成13年)に刊行された作品です。 ■敵討 ■最後の仇討 ■あとがき ■解説 野口武彦 明治時代に入り、法治国家を目指す政府の方針で、江戸時代に美風として賞賛されていた敵討は、一転、殺人罪とされるようになった……新時代を迎えた日本人の複雑な心情を描く「最後の仇討」、、、 老中水野忠邦、その手足となって辣腕をふるった鳥居耀蔵による天保の改革を背景に、幕末の政争、そしてそれによる社会情勢の変遷を克明に浮び上らせる「敵討」……対になる2篇を収録。 明治時代に入り、法治国家を目指す政府の方針で、江戸時代に美風として賞賛されていた敵討は、一転、殺人罪とされるようになった……仇討という制度の終焉を描いた中篇2作を収録した短篇集、、、 父と伯父を殺された若者が長い年月をかけて仇を追う過程で、天保改革の闇や幕末政治の混乱が自然と姿を現す……新時代を迎えた日本人の複雑な心情を描く『敵討』、 明治13年の実際に起きた「臼井六郎仇討事件」をもとに、仇討禁止後の時代に本懐を遂げた男の姿を描く……老中水野忠邦、その手足となって辣腕をふるった鳥居耀蔵による天保の改革を背景に、幕末の政争、そしてそれによる社会情勢の変遷を克明に浮び上らせ、法治国家となった明治では彼の行為は犯罪だが、人々の心にはまだ江戸の価値観が残っており、そのズレが物語の余韻を深くする『最後の仇討』、 史料に基づく淡々とした筆致が、個人の復讐劇の背後にある社会の変化を静かに浮かび上がらせる作品でした……どちらの作品も派手さはないのですが、制度が変わるとはどういうことか? 人々の正義はどこに宿るのか? そんな問いが静かに残る、吉村昭作品らしい、事実の積み重ねが効いた1冊でしたね。 『最後の仇討』は、『遺恨あり 明治十三年 最後の仇討』として主演・藤原竜也でテレビ朝日系列でドラマ化されたようですね……機会があれば観たいですね。
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▼久しぶりに吉村昭さんを読みました。相変わらず、地味で硬派でコリコリしていて、エンタメにイキきらない独特の語り口が一種オモシロイ。森鴎外を読んでいる気分にちょっとなります。 ▼確か、江戸時代の(明治大正もあった)、「かたきうち」の実話を歴史小説として描いていらっしゃる。そこでは...
▼久しぶりに吉村昭さんを読みました。相変わらず、地味で硬派でコリコリしていて、エンタメにイキきらない独特の語り口が一種オモシロイ。森鴎外を読んでいる気分にちょっとなります。 ▼確か、江戸時代の(明治大正もあった)、「かたきうち」の実話を歴史小説として描いていらっしゃる。そこではエンタメ性やヒロイズムは徹底的に排除されています。実にハードボイルド。ひとをころす、というしんどい肉体作業。長年かけて敵討ちをする精神的疲弊感。などなどがビシビシと容赦なく描かれて。それでいて、ちゃんと小説になっている。面白く読ませる。独特の背筋の伸びる持ち味、悪くないです。
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