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子供とともに哲学する ひとつの哲学入門書
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子供とともに哲学する ひとつの哲学入門書

エッケハルトマルテンス(著者), 有福美年子(訳者), 有福孝岳(訳者)

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子供とともに哲学する ひとつの哲学入門書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 晃洋書房/
発売年月日 2003/03/20
JAN 9784771014114

子供とともに哲学する

¥2,530

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2013/03/12
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 日本の教育に今必要なのは、哲学ではないかと思う。哲学を学ぶのではない。哲学することである。グローバル化していく世界では、今やひとつの自分独自の方向づけが必要である。つまり、現代の世界では自己思考することが子どもたちに求められている。自己思考とは、自分自身の考えを表現し、他の人に伝えて、その人と一緒に吟味することができるということである。自分の主張をするために思考において並びに思考によって自身を方向づけるということである。西洋では、この哲学が学問の基盤としてあった。  しかし、日本の教育では、学校で正しい答えが存在し、その模範解答を先生が示し、それを理解して覚え込むが勉強であるとされてきた。知識の詰め込みが競争を生み、それを受験が後押しし、いい会社に入ることがよしとされる社会を築いてきた。だが、現代の急速な社会の変化の波に、教育が対応できていない。知識偏重の教育は、社会において大きなひずみを生みだした。自立性のなさ、独自性のなさ、判断力のなさ、先見性のなさ、他人任せ、事勿れ主義、など。もちろん、学校だけの問題ではないが、こうした問題を見つめ、未来につながる教育へとシフトチェンジしていかなければならない。  そうした中で、子どもとともに哲学することは、現代の科学や技術並びに民主主義によって刻印された世界における自己思考の最初の歩みを強化することを意味、とりわけ、子どもたちを独自な自由な人格として強化することである。現代社会では、哲学するということは、読み、書き、計算と同様に「文化の技術」として重要なもののひとつである。

Posted by ブクログ

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