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インド思想史 岩波文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2002/12/16 |
| JAN | 9784003326619 |
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インド思想史
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インド思想史
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商品レビュー
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仏教やジャイナ教、リグ・ヴェーダといったテクストなどをトピックに、インド思想の歴史的な展開が語られる。各宗教やテクストなどの相互影響などにも言及しつつ、その基礎概念が紹介される。特徴的なのは、自らの内省に沈静して超自然的なものを自然的ものの先に見いだす心的態度が一貫していることで...
仏教やジャイナ教、リグ・ヴェーダといったテクストなどをトピックに、インド思想の歴史的な展開が語られる。各宗教やテクストなどの相互影響などにも言及しつつ、その基礎概念が紹介される。特徴的なのは、自らの内省に沈静して超自然的なものを自然的ものの先に見いだす心的態度が一貫していることである。そこでは、その内省がなぜ可能なのか、基礎づけとなる言語学的、哲学的な学問の進展や、超自然的体験を描く文学なども生まれてくる。筆者が比較を行っているが、人間の自然的・社会的環境をそれ自体として問うような、外的環境への関心がギリシャに比べると少ないといった点が特徴的である。
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『サンスクリット語初等文法』でも知られるインド学者・J.ゴンダが著した、古代インド思想の概説書。ヴェーダ思想から古典ヨーガまでの連綿と続くそれぞれの思想の特徴や展開を、原典からの引用も交えて明快に叙述する。 本書は、ゴンダが著した"Inleiding tot het indische denken."(1948)の前半部"Hoofdstuk Ⅰ. Vedisch Geloof etc.― Hoofdstuk ⅩⅢ. Kritiek en Materialisme"(pp.9-163)の邦訳である。ヴェーダ時代から紀元五世紀までのインド思想(古典サーンキヤ、ヨーガまで)を、原典の簡潔な引用と共に解説している。原著が編まれたのは1948年ではあるが、それぞれの思想の特徴や問題意識、歴史的展開や思想間の繋がりを詳細かつ明快に記述しており、古代インド思想の概説書として今なお遜色ないものとなっている。個人的に興味深いと思ったのは、インド思想が全体的に総合的な傾向を有していた、また古期ウパニシャッド時代までのインド思想には(道徳的な動機付けではなく)潜在力の行使による利己的目標の達成の意識が通底していたという指摘であった。 多数の専門用語が頻出し難解な概念も多い為、初学者向けと言うよりかはある程度の知識を有する中級者向けの本ではある。しかし、多様な発展を遂げた古代インド思想を概観することが出来る魅力的な一冊と言えるだろう。
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