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インド思想史 岩波文庫
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インド思想史 岩波文庫

J・ゴンダ(著者), 鎧淳(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2002/12/16
JAN 9784003326619

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みんなの感想まとめ
  • インド思想歴史
  • 内面的探求
  • ヴェーダ哲学
  • 仏教思想
  • ジャイナ教影響
  • 超自然体験文学
  • 言語学と哲学
  • 宗教間相互作用
  • 歴史的視点の深層
  • 知識探求者向け

インド思想の歴史的な展開を探るこの作品では、ヴェーダやウパニシァッド、仏教、ジャイナ教などの重要なテクストや宗教が取り上げられ、各々の相互影響や基礎概念が丁寧に紹介されています。特に、内省を通じて超自然的なものを自然的なものの先に見出す心的態度が一貫しており、その背後には言語学や哲学の進展が支えています。また、超自然的体験を描く文学の誕生も重要な要素として示されています。ギリシャ思想に比べ、外的環境への関心が少ない点も興味深く、インド思想の独自性を際立たせています。全体を通じて、歴史的な視点から深い内面的探求が織り交ぜられ、読者に新たな理解を促す内容となっています。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/01/26

仏教やジャイナ教、リグ・ヴェーダといったテクストなどをトピックに、インド思想の歴史的な展開が語られる。各宗教やテクストなどの相互影響などにも言及しつつ、その基礎概念が紹介される。特徴的なのは、自らの内省に沈静して超自然的なものを自然的ものの先に見いだす心的態度が一貫していることで...

仏教やジャイナ教、リグ・ヴェーダといったテクストなどをトピックに、インド思想の歴史的な展開が語られる。各宗教やテクストなどの相互影響などにも言及しつつ、その基礎概念が紹介される。特徴的なのは、自らの内省に沈静して超自然的なものを自然的ものの先に見いだす心的態度が一貫していることである。そこでは、その内省がなぜ可能なのか、基礎づけとなる言語学的、哲学的な学問の進展や、超自然的体験を描く文学なども生まれてくる。筆者が比較を行っているが、人間の自然的・社会的環境をそれ自体として問うような、外的環境への関心がギリシャに比べると少ないといった点が特徴的である。

Posted by ブクログ

2015/04/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『サンスクリット語初等文法』でも知られるインド学者・J.ゴンダが著した、古代インド思想の概説書。ヴェーダ思想から古典ヨーガまでの連綿と続くそれぞれの思想の特徴や展開を、原典からの引用も交えて明快に叙述する。 本書は、ゴンダが著した"Inleiding tot het indische denken."(1948)の前半部"Hoofdstuk Ⅰ. Vedisch Geloof etc.― Hoofdstuk ⅩⅢ. Kritiek en Materialisme"(pp.9-163)の邦訳である。ヴェーダ時代から紀元五世紀までのインド思想(古典サーンキヤ、ヨーガまで)を、原典の簡潔な引用と共に解説している。原著が編まれたのは1948年ではあるが、それぞれの思想の特徴や問題意識、歴史的展開や思想間の繋がりを詳細かつ明快に記述しており、古代インド思想の概説書として今なお遜色ないものとなっている。個人的に興味深いと思ったのは、インド思想が全体的に総合的な傾向を有していた、また古期ウパニシャッド時代までのインド思想には(道徳的な動機付けではなく)潜在力の行使による利己的目標の達成の意識が通底していたという指摘であった。 多数の専門用語が頻出し難解な概念も多い為、初学者向けと言うよりかはある程度の知識を有する中級者向けの本ではある。しかし、多様な発展を遂げた古代インド思想を概観することが出来る魅力的な一冊と言えるだろう。

Posted by ブクログ

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