商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ほんの森出版 |
発売年月日 | 2002/04/15 |
JAN | 9784938874278 |
- 書籍
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森・黒沢のワークショップで学ぶ解決志向ブリーフセラピー
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森・黒沢のワークショップで学ぶ解決志向ブリーフセラピー
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商品レビュー
4.8
19件のお客様レビュー
むちゃよかった 〈ルール1〉 もしうまくいっているのなら、変えようとするな。 〈ルール2〉 もし一度やって、うまくいったのなら、またそれをせよ。 〈ルール3〉 もしうまくいっていないのであれば、(何でもいいから)違うことをせよ。
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「ソリューション・フォーカスト・アプローチ(Solution Focused Approach)」「SFA」「解決志向アプローチ」とも呼ばれるカウンセリングの手法について書かれた一冊。 学校現場において問題が発生した時、原因究明は大事ですが、そこに重きを置くとどうにもならない場...
「ソリューション・フォーカスト・アプローチ(Solution Focused Approach)」「SFA」「解決志向アプローチ」とも呼ばれるカウンセリングの手法について書かれた一冊。 学校現場において問題が発生した時、原因究明は大事ですが、そこに重きを置くとどうにもならない場合があります。 例えば、生徒の問題行動が続いた時に、仮にその原因をその生徒の特性や家庭環境だと設定した場合、学校や教師側は何も手を出せず、非常に後ろ向きで暗い心情になります。 この手法は原因追求は一旦脇に置き、どうやったら事態が好転していくかを相談者との対話を通じて、その糸口を探していくという前向きなものです。 原因論と距離をとるという点では「アドラー心理学」にも通じます。 「解決志向アプローチ」には中心哲学があります。 ‹ルール1›もしうまくいっているのなら、変えようとするな。 ‹ルール2›もし一度やって、うまくいったのなら、またそれをせよ。 ‹ルール3›もしうまくいっていないのであれば、(何でもいいから)違うことをせよ。 (p.22) シンプルですが、解決志向アプローチをしていく上で大切なルールです。 カウンセリングとは別に個人の行動指針としても使えます。 また、4つの‹発想の前提›があります。 ‹発想の前提1›変化は絶えず起こっており、そして必然である ‹発想の前提2›小さな変化は、大きな変化を生み出す ‹発想の前提3›「解決」について知るほうが、問題と原因を把握することよりも有用である ‹発想の前提4›クライエントは、彼らの問題解決のためのリソース(資源・資質)を持っている。クライエントが(彼らの)解決のエキスパート(専門家)である 印象に残ったのは‹発想の前提4›です。 相談者を「問題に困っていて解決できないひ弱な存在」としてみなすのではなく、「既に解決の材料を持っている存在」として見るところが良いなと思いました。相談を受ける側は相談者が持っている解決の材料を探す(本書では「宝探し」と表現)役割を担うことになります。 分かりやすく、さくさくと読み進められますが、停滞しがちな相談を前に進める効果的な手法だと感じました。 オススメです。
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※このレビューにはネタバレを含みます
目から鱗の内容が満載でした。 私は、つい生育歴や問題行動に目が行くのですが、筆者は「解決」について知るほうが、問題と原因を把握することよりも有用であると提言しています。 また、褒めること、ねぎらうことが、いかに大切かを再認識しました。と同時に、もっと褒めようと思いました。 教育関係の方には、是非お薦めしたいです。
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