商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 近代文芸社/ |
発売年月日 | 2001/03/01 |
JAN | 9784773356380 |
- 書籍
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イギリス便り
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イギリス便り
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まず印象に残ったのは、「旅人にとって一番大きな驚きは、かつて数百回も本で読んだり、また絵で見たことのあるものを、見つける時なのである。ミラノでミラノ大聖堂や、ローマでコロシアムを見た時、私はたまげたのである」という文章です。まさにその通り!よっミーハー!と、自分で自覚しながらも恥...
まず印象に残ったのは、「旅人にとって一番大きな驚きは、かつて数百回も本で読んだり、また絵で見たことのあるものを、見つける時なのである。ミラノでミラノ大聖堂や、ローマでコロシアムを見た時、私はたまげたのである」という文章です。まさにその通り!よっミーハー!と、自分で自覚しながらも恥じてしまうようなことを、こんなにもハッキリ断言して書いてくれて、私は嬉しかったのである!作者は、「ハンプトン・コートの公園の芝生を横切っていく紳士を見た時、山高帽を被ってはいるが、御伽の国からきた生き物だと思った」と綴っている。また、イギリスの木々の神々しさについても、素晴らしく美しい文章で綴っている。私はまだ見たこともないイギリスの田舎の田園風景を胸に描き、心が熱くなって涙が出そうになってしまった。んが、「〜である」という文体には少々飽きがくる。時間がなく3分の1しか読めなかったため、これはいつかまた原書で読みたい。
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