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二十一世紀に生きる君たちへ
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二十一世紀に生きる君たちへ
¥1,320
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商品レビュー
4.2
51件のお客様レビュー
小学中学年以降向け。流石、司馬遼太郎だなと思う。分かりやすく、広い視野でモノを考える生き方を提示している。どんな人になりたいか、どんな生き方を歩んでいきたいか、考えるステージに良い本。
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この作品は、フォローしている方の感想で出会うことができました。ありがとうございます。 司馬遼太郎さんが、子どものために書かれた唯一の作品ということで、自己の確立(自分に厳しく、相手にはやさしく)や、他人の痛みを感じる、いたわりの気持ち等、当たり前のようにも思えるが、これらが皆で...
この作品は、フォローしている方の感想で出会うことができました。ありがとうございます。 司馬遼太郎さんが、子どものために書かれた唯一の作品ということで、自己の確立(自分に厳しく、相手にはやさしく)や、他人の痛みを感じる、いたわりの気持ち等、当たり前のようにも思えるが、これらが皆できていれば、おそらく、今の世の中みたいな閉塞感は感じていないのだろうと思います。 また、「自然へのすなおな態度こそ、二十一世紀への希望である」には、いつしか、人間が自然よりも優れた存在であるかのような、思い上がりを持つようになった憂いと共に、人間が自然をおそれ敬う気持ちを持っている希望も抱いており、どちらに転ぶのも人間次第だと言われているような気がいたしました。 そして、もう一遍の「洪庵のたいまつ」には、身分制度のあった江戸時代でありながら、平等に学問の場所を提供した、「緒方洪庵」の歴史が書かれてあり、自分には厳しさを課しながらも、まさに他人の痛みが分かる人だから、そうした行いができたのだと、胸を打たれる思いでした。
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1996年に亡くなった司馬遼太郎が、未来を生きる子どもたちに向けて語った言葉。 今だからこそ読みたい。 一つ一つの言葉を丁寧に選び、語りかけるように次の世代への思いを託している。 10代へ向けたものだと思うが、大人こそ読むべきじゃないだろうか。 2021.11.7
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