- 新品
- 書籍
- 文庫
生は彼方に ハヤカワepi文庫8
1,188円
獲得ポイント10P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2001/07/12 |
JAN | 9784151200083 |
- 書籍
- 文庫
生は彼方に
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
生は彼方に
¥1,188
在庫なし
商品レビュー
3.8
14件のお客様レビュー
クンデラの代表作の一…
クンデラの代表作の一つです。第二次大戦後のプラハは混乱期、母親に溺愛されていたヤロミールは、体制に抗う画家に影響され、芸術と革命活動に身を挺します。生と死を鋭い感性とアイロニーで描かれてます。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
やはりクンデラは面白いなぁ…… 著者視点ので描かれていることで、表現の幅が広がっているというか、例えば登場人物の死を先に描いてしまえるのが物語の構造を面白くしているし、色々な表現が登場人物の知能や性格に依らない(というかクンデラに依っている)ので、至る所にあらわれる詩的表現や格言めいているフレーズにノイズが走らなくて良い。 この作品だけに限らないけれど。 政治的な背景に大きく翻弄されたあとならではのカタルシスが良い 生を追い求めつづけ、それは我々の彼方へと行ってしまった。
Posted by
7部構成で、初めは全く異なる話でありそうな書き方であったが、4部あたりから連続になり、6部で詩人の主人公の死が説明された。最後の7部がかなり幻想的になり、主人公の死の状況が母親により描写され、本人の心情と情景か語られる。クンデラのユーモアは猿股にあるのであろうか?
Posted by