- 新品
- 書籍
- 新書
- 1227-06-04
ロウソクのために一シリングを ハヤカワ・ミステリ
1,320円
獲得ポイント12P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2001/07/15 |
| JAN | 9784150017040 |
- 書籍
- 新書
ロウソクのために一シリングを
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
ロウソクのために一シリングを
¥1,320
在庫なし
商品レビュー
3.7
9件のお客様レビュー
グラント警部シリーズ…
グラント警部シリーズ。溺死体をきっかけに物語は始まります。最初から最後まで緊張感の保つ、一級品のミステリーです。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「時の娘」のグラント警部登場の作品なので。 女優が溺死した。 彼女の映画は人気があったので、世界中が騒いだ。 テキサスで緊急上映をするために飛行機が夜間飛行をしたり、 彼女にヨットを売ろうとしていたイタリアの貴族が破産したり。 事故死ではない可能性にグラント警部が捜査を始めるが、 一番の容疑者は別荘に泊まらせてもらっていた男性だが、 貴族である夫や、今度の英語の相手役も疑わしい。 警部も貴族に対する捜査を遠慮するところや、 ロンドンでは50年前でも洋服屋で尋ねればコートにどのボタンを使ったかわかると書かれていたところや、 グラント警部が靴を手に持ったまま郡警察の巡査に見られたくないとか、 英国風なところが楽しかった。 それと、 容疑者の逃亡を助けたり、重要な証拠品のコートを探し当てたりと、 活躍していた犯罪現場の郡の署長の娘がかわいらしかった。 行動力も推理力も抜群の彼女が、 厩頭の老人から紅茶の缶に隠している葬式代を巻き上げる、 もとい、借りる場面が笑えた。 犯人の動機はいまひとつピンとこなかったが、 「ロウソクのために1シリング」とだけ遺言した女優の兄がからんでくるあたり、 ミステリーとしても面白かった。 解説が宮部みゆきだったのにはびっくり。
Posted by 
「"美しい”ミステリー」 ジョセフィン・テイ女史の初期の作品である本著。 物語は海岸に、ある女性の死体が打ち上がった場面から始まります。 海岸部を見回る警察による死体の発見、あまりも不審な登場人物たち、そしてそれを一大スクープとばかりにもてはやすマスメディアたち。 ...
「"美しい”ミステリー」 ジョセフィン・テイ女史の初期の作品である本著。 物語は海岸に、ある女性の死体が打ち上がった場面から始まります。 海岸部を見回る警察による死体の発見、あまりも不審な登場人物たち、そしてそれを一大スクープとばかりにもてはやすマスメディアたち。 現代ではありきたりな展開ですが、"美しい"のはミステリが解き明かさせる後半部のみならず、彼女の精緻な情景描写にあります。 読者の感想にもあった、「ラストがつまらない」「『時の娘』を読んだのでこちらも読んだが…」という声は、一方では最もだと思います。 一世紀近くも昔に書かれていますからね。 ですが、本著の良さはテイ女史が紡ぎ出す情景描写にあります。 海岸部の白けた空気、警察たちに訪れる焦燥感、マスメディアによって引き起こされる世間の喧騒。 読むにつれ、そのどれもがまるで時代の超えて現代に蘇るように読者の脳裏に浮かびます。 登場人物たちの思惑もさることながら、彼ら彼女らが抱えていた各々の想いや、出生によるディスアドバンテージ。 それらを加味しながら読むと、前半で仕掛けられた伏線を回収して終りちな、「エンタメとしてのミステリー」に留まらない深みがあります。 そこにはテイ女史ならではの、慎ましくも細やかな情景描写が拍車をかけていたなと。 タイトルにある『ロウソクのために一シリングを』は、読後は誇大広告のように写るかもしれません。 それでも面白かった。 ただのエンタメミステリ小説に飽きてしまった方、美しい表現の小説を好む方は、ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。
Posted by 
