商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 平凡社 |
| 発売年月日 | 2001/06/08 |
| JAN | 9784582763966 |
- 書籍
- 新書
ローマ書講解(上)
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ローマ書講解(上)
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
人間が人間である限りの無価値さをロマ書の聖句に乗せて徹底的に説き伏せる。修辞語に満ちていて預言的な語り口。バルトのコンテクストまで合わせて、神学史の文脈でやっと理解できる。
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有名な神学書。 神学者でもキリスト教徒でもない身としては、内容は一部しか理解できなかった。 ただし、理解できない最大の原因は、翻訳がひどく、日本語になっていない箇所が多いためである。(主語と述語がいつのまにか食い違っていたり、その関係がぼかされていたり、句読点の場所がおかしかっ...
有名な神学書。 神学者でもキリスト教徒でもない身としては、内容は一部しか理解できなかった。 ただし、理解できない最大の原因は、翻訳がひどく、日本語になっていない箇所が多いためである。(主語と述語がいつのまにか食い違っていたり、その関係がぼかされていたり、句読点の場所がおかしかったり、ダッシュがヘンテコな場所にあったり、その他悪文のオンパレード) これで下巻まで読まなければならないというのは相当つらい。 旧約を全面的に改訳とあるが、これ以上ひどいものを売りに出していたのだろうか。 だとすれば、そちらの方が珍品として価値があるかもしれない。 残りの部分はなんとか理解できる。 理解できるといっても、論旨は分かるのだが、なにを指して言っているのか、実質的な中身は分からない。 キリスト教会に対する厳しい批判などの部分は理解できるが、神信仰の積極的な面が語られてくると、なんのことだか。 それでも、著者の饒舌なまでの迫力もあって、重要性は伝わってくる。 文庫版で上下あわせて1000ページの著書である。 キリスト教は2000年以上の歴史があり、トマス・アキナスからルターやカルヴァンを経て、膨大な神学的議論の蓄積があるはず。 厚く覆われた旧来の議論の壁は、これぐらい重量のある弾丸でないと突破できないのだろう。
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