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レ・ミゼラブル(下) 岩波少年文庫537
990円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2001/01/18 |
| JAN | 9784001145373 |
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レ・ミゼラブル(下)
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レ・ミゼラブル(下)
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商品レビュー
4.3
15件のお客様レビュー
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下巻の始まりはガヴローシュから。 そしてたっぷりとマリユスのこと。 マリユスとテナルディエ、ガヴローシュ、エポニーヌとの繋がりにびっくり。 映画でのエポニーヌはマリユスに付きまとってるようであまり良いイメージがなかったけれど、小説のエポニーヌは、映画よりも少し距離を保っていて、どこかさっぱりとしている。それでもマリユスへの想いは確かで、切なかった。 映画でのマリユスの印象は、コゼットに恋する青年というイメージが強かったが、小説で生い立ちや人間らしさ(グズなところも)知られて面白かった。 映画では、出会って、目があっただけで恋をしてしまったようだったが、小説ではかなりもどかしい。 以下マリユスの印象に残ったセリフ。 『マリユスにとって、ひとつの香りであって、ひとりの女性ではなかった。マリユスはコゼットを呼吸していた。』p173 『もし、別れるようなことがあれば、わたしはきっと、気がへんになります。死にます、病気になります、川に身を投げます。どうしても結婚しなければなりません。』p181 実態のない香りに例えてロマンチックだな〜、愛だな〜、と感じていた矢先、突然のメンヘラ大爆発!!やっぱり恋なんだな〜。人間くさいマリユス。面白い。 終盤はヴァルジャンの語り長め。 マリユスに打ち明けるシーン 『むかし、わたしは生きるために、一きれのパンを盗みました。そしていま、私は、生きるためにひとつの名まえを盗みたくはありません。』p292 ここ、グッときた。 マリユスとコゼットが結婚してから、コゼットがいなくなった家にヴァルジャンは一人暮らしを続け、自らコゼットから距離をとっていくシーンは読んでいて苦しかった。 最後はテナルディエとの会話でマリユスは全てを悟り、ヴァルジャンのもとへコゼットと駆けつける。 自分の父(ポンメルシー大佐)の最後には間に合わなかったため、今回は間に合って良かった。ほっとした。 だけど死に際のヴァルジャンの語りの長さに笑ってしまった。その凄まじい生命力は流石である。 そういえばヴァルジャンってこれまで、逃げるか、黙るか、耐えることで生き延びてきた。 だけど、最後に自分の人生を語り、納得し、認められようとする姿は、人間らしくて好き。 何度も観た映画だが、ついに岩波少年文庫で原作に挑戦したことで、作品のへの理解と解像度が上がって、とても良い読書体験だった。 いつか角川版、新潮版、岩波文庫版にも挑戦してみたい。 p369〜 鹿島茂さんの解説を読んで 『レ・ミゼラブル』は、(中略)貧困ゆえに社会の荒波に翻弄される人々をえがいています。 個人の意志を越えたところで、人々の運命を決めてしまう「貧困」こそが、あらゆる社会悪の根源だと訴えているのです。p373〜374 わたしも本当にそう思った。 今の日本は、貧しいと感じている。 物質的な豊かさだけでなく、人々の心までも。 その貧しさは、さまざまな社会問題の根にあるのかもしれない。 ユーゴーの時代には、実際にパンを一切れ盗んだために身を滅ぼした民衆がたくさんいたのです。なぜなら、労働者は1時間働いても、バゲット二本を買うこともできないほど貧しかったからです。p371 現代の日本だったら1時間働けばバゲット四本は買えるかもしれない。しかし、それは軽めのランチやコンビニでお弁当とお茶が買える程度で決して裕福とはいえない。 150年以上も前の物語なのに、古く感じられなかった。 思わず日本の未来について案じてしまった。
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貧困、悲劇があろうと最後まで誠実さ優しさを貫いたジャン・ヴァルジャン。 愛する人の幸せのために生きる男の姿は最後まで本当に勇ましく、美しく、謙虚でした。 コゼットが愛するということで嫌っていたマリユスを窮地の状態の時に見捨てず、祖父の家まで連れていったり、自分を追い詰めていたジャヴェルを人質から救い出すなど、なぜここまでジャン・ヴァルジャンは善人なのか。。 牢獄に長い間閉じ込められ、人々から見捨てられた中で、司教から与えられた優しさが本当に貴重なものだと知ったから?司教のように自分も誰かを救おうと決意したのか。。
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貧困、善と悪、宗教について深く考えさせられた本。 お腹を満たすことのできない時代に、本人も望んでいなかったであろう犯罪に手を染めてしまう悲しみ。自分と家族を守りたいが為に、願ってもいない暗い人生へと転落していく姿。時代背景や取り巻く環境が与える影響の大きさに、個の無力さを感じてしまう。 はたまた、ミリエル司教の持つ善の心はあまりにも眩くて、全てをゆるすあの心の大きさったら。ジャン・バルジャンの心を大きく変える出来事の先は、マドレーヌ氏として市を盛り上げたことで多くの人々の生活を支え、命をつなぐ数々の場面へと繋がっていく。コゼットやマリユス、色々あったけどジャヴェール然り。1人の司教の教えが、数え切れないほど多くの人々の希望を生み出したりする。 信仰の重要性(精神を保つという意味で)に改めて興味が湧くなど。 個は時に無力だと感じるけれど、計り知れない力を持つ場合もあるんだね〜。 一気に読んで、ジャン・バルジャンの一生が終わる頃には大号泣、枕びしょびしょ。心が大きく揺さぶられたお話でした。 子供の頃に読んだかもしれないけれど、大人になった今だからこそ伝わってくる感情が多い気がして。読んでよかったーー。買おうかな。
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