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オデュッセイア(上) ワイド版岩波文庫176
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オデュッセイア(上) ワイド版岩波文庫176

ホメーロス(著者), 松平千秋(訳者)

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オデュッセイア(上) ワイド版岩波文庫176

1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2001/01/16
JAN 9784000071765

オデュッセイア(上)

¥1,540

商品レビュー

5

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2024/04/16

ギリシア最古と言われる英雄叙述誌。 神々が定めた運命に翻弄されるオデュッセウスの漂流記ということで、何がおもろいんやろと思っていたけど、面白い。 古代ギリシャの人々は神と共に生きていたってことがよくわかる。嵐にあえば神のご加護がなかった、戦に勝てば神の誉をあずかっていたから。自然...

ギリシア最古と言われる英雄叙述誌。 神々が定めた運命に翻弄されるオデュッセウスの漂流記ということで、何がおもろいんやろと思っていたけど、面白い。 古代ギリシャの人々は神と共に生きていたってことがよくわかる。嵐にあえば神のご加護がなかった、戦に勝てば神の誉をあずかっていたから。自然科学が発達する前だから、そりゃ何かと解釈が追いつかないことは超自然的な神の意志だとしたほうが精神的にも楽だろうな。 キュクロプスとかスキュレとか冥府行とか中々に荒唐無稽な内容盛り沢山だけど、それはそれでファンタジーとして愉快。ここからどう大円団につながっていくのか、下巻も楽しみ。

Posted by ブクログ

2011/06/01

数年前に購入して以来、気の向いた時限定で、じっくりゆっくり読み深めるようになって以降、2010年2月7日頃ようやく(上)を読了。 【噛めば噛むほど味が出る】とはこのことかと思う程、同じ箇所を数カ月経った頃に繰り返し繰り返し読んでいった。中盤からオデュッセウスが出てくるのだが、序...

数年前に購入して以来、気の向いた時限定で、じっくりゆっくり読み深めるようになって以降、2010年2月7日頃ようやく(上)を読了。 【噛めば噛むほど味が出る】とはこのことかと思う程、同じ箇所を数カ月経った頃に繰り返し繰り返し読んでいった。中盤からオデュッセウスが出てくるのだが、序盤のテレマコスの活動場面を、噛んで噛んで味をじっくり出しながら読み深めていくことに時間がかかったとも言える。文体がかなり癖があり、翻訳文ならではの超長文的な部分も多かったからであるのだが。 幸いにもテレマコスの活動場面を時間をかけてゆっくりじっくり読んでいたことが中盤以降役に立った。オデュッセウス登場以後序盤と照らし合わせながらある程度スラスラ読み深めていけた。 (下)の方を読了した以後も、(上)(下)をまた気の向いた時にでも読み深めてみたい。噛めば噛むほど味が出るし、気になる偉人キャラクターの武勇伝も紹介されてあるので、後々も何かとお世話になりそうな気がする。 内容に関する感想は、(下)に関するレビューの時にまとめて記したい。

Posted by ブクログ

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