商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社/ |
発売年月日 | 2001/03/25 |
JAN | 9784087473018 |
- 書籍
- 文庫
ベルリンの秋(下)
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ベルリンの秋(下)
¥984
在庫なし
商品レビュー
4.3
15件のお客様レビュー
プラハの春の話を忘れていたという点があるにせよ,プラハの春ほどにはすかっと読めなかったのも事実。このころの東ドイツの空気感の片鱗を感じられたのはよかったが。
Posted by
外交官の宿命は、赴任地での在任期間。主人公・亮介もまた、東ドイツ・日本帰国・西ドイツと数年の間隔をあけてDDR(東ドイツ)に残したシルビアとの関係を続ける。その間に、二人の関係は運命に導かれるように様々な苦難に遭遇する。一方、ソ連邦を中心に東欧諸国の民主化のうねりは確実に進んでい...
外交官の宿命は、赴任地での在任期間。主人公・亮介もまた、東ドイツ・日本帰国・西ドイツと数年の間隔をあけてDDR(東ドイツ)に残したシルビアとの関係を続ける。その間に、二人の関係は運命に導かれるように様々な苦難に遭遇する。一方、ソ連邦を中心に東欧諸国の民主化のうねりは確実に進んでいく。シタージの幹部かつシルビアの父・シュナイダーの長く密かに目論んでいた野望とは。「プラハの春」からの民主化への望みは、「ベルリンの壁」崩壊によって実現する。
Posted by
プラハの春の続き。 シルビアとカテリーナの間で葛藤し、グレムリンに振り回され、それでもシルビアの想いの強さがホリエを動かす。 非常に長いし、政治的なものも入ってくるので、読みにくい人もいるかもしれないが、社会主義を理解するためにも、今のウクライナ情勢を理解するためにも面白い。...
プラハの春の続き。 シルビアとカテリーナの間で葛藤し、グレムリンに振り回され、それでもシルビアの想いの強さがホリエを動かす。 非常に長いし、政治的なものも入ってくるので、読みにくい人もいるかもしれないが、社会主義を理解するためにも、今のウクライナ情勢を理解するためにも面白い。 リアルな歴史の歯車の絡みを体験しつつ、小説が動いていく。 そんな本かなぁ。
Posted by