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ベルリンの秋(下) 集英社文庫
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ベルリンの秋(下) 集英社文庫

春江一也(著者)

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ベルリンの秋(下) 集英社文庫

984

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/
発売年月日 2001/03/25
JAN 9784087473018

ベルリンの秋(下)

¥984

商品レビュー

4.3

15件のお客様レビュー

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2020/01/06

プラハの春の話を忘れていたという点があるにせよ,プラハの春ほどにはすかっと読めなかったのも事実。このころの東ドイツの空気感の片鱗を感じられたのはよかったが。

Posted by ブクログ

2018/11/11

外交官の宿命は、赴任地での在任期間。主人公・亮介もまた、東ドイツ・日本帰国・西ドイツと数年の間隔をあけてDDR(東ドイツ)に残したシルビアとの関係を続ける。その間に、二人の関係は運命に導かれるように様々な苦難に遭遇する。一方、ソ連邦を中心に東欧諸国の民主化のうねりは確実に進んでい...

外交官の宿命は、赴任地での在任期間。主人公・亮介もまた、東ドイツ・日本帰国・西ドイツと数年の間隔をあけてDDR(東ドイツ)に残したシルビアとの関係を続ける。その間に、二人の関係は運命に導かれるように様々な苦難に遭遇する。一方、ソ連邦を中心に東欧諸国の民主化のうねりは確実に進んでいく。シタージの幹部かつシルビアの父・シュナイダーの長く密かに目論んでいた野望とは。「プラハの春」からの民主化への望みは、「ベルリンの壁」崩壊によって実現する。

Posted by ブクログ

2014/05/30

プラハの春の続き。 シルビアとカテリーナの間で葛藤し、グレムリンに振り回され、それでもシルビアの想いの強さがホリエを動かす。 非常に長いし、政治的なものも入ってくるので、読みにくい人もいるかもしれないが、社会主義を理解するためにも、今のウクライナ情勢を理解するためにも面白い。...

プラハの春の続き。 シルビアとカテリーナの間で葛藤し、グレムリンに振り回され、それでもシルビアの想いの強さがホリエを動かす。 非常に長いし、政治的なものも入ってくるので、読みにくい人もいるかもしれないが、社会主義を理解するためにも、今のウクライナ情勢を理解するためにも面白い。 リアルな歴史の歯車の絡みを体験しつつ、小説が動いていく。 そんな本かなぁ。

Posted by ブクログ

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