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舞踏会へ向かう三人の農夫
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舞踏会へ向かう三人の農夫

リチャード・パワーズ(著者), 柴田元幸(訳者)

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舞踏会へ向かう三人の農夫

3,740円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2000/04/14
JAN 9784622045175

舞踏会へ向かう三人の農夫

¥3,740

商品レビュー

4.5

20件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 舞踏会
  • 農夫たち
  • 社会的テーマ
  • 20世紀の視点
  • 写真の物語
  • 登場人物の関係性
  • 現代への共鳴
  • アリソンの成長
  • 見るものの逆転
  • 緻密な描写

物語は一枚の写真を起点に、三人の農夫とその周囲の人々の物語が交錯し、20世紀の社会的テーマを深く掘り下げていきます。著者の緻密な描写と想像力により、物語は単なるフィクションを超え、読者に新たな視点を与えます。各章には個々の逸話があり、難解さを感じる一方で、その瞬間の物語に没入せざるを得ない魅力があります。登場人物の関係性や思考は、現代の私たちにも通じるものがあり、特にウェイトレスのアリソンのキャラクターには共感を覚える読者も多いでしょう。写真を通じて見える過去と現在のつながり、見るものと見られるものの逆転という視点が、物語をさらに奥深くしています。この作品は、著者のデビュー作でありながら、すでに彼の作家としてのスタイルを感じさせる一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/02/23

写真は過去そのものだ。それを見て語るということは過去を振り返り、過去を考えるということ。そして、それらの行為は現在の私たちに直結し、今とこれからを変えてゆく。だから私は写真を撮るし、誰かに撮ってもらうのだ。自分の人生(物語)を紡ぐために。 この物語は写真をテーマにしているけが、...

写真は過去そのものだ。それを見て語るということは過去を振り返り、過去を考えるということ。そして、それらの行為は現在の私たちに直結し、今とこれからを変えてゆく。だから私は写真を撮るし、誰かに撮ってもらうのだ。自分の人生(物語)を紡ぐために。 この物語は写真をテーマにしているけが、語る(語り直す)という行為自体は様々なことに通じている。例えば本を読んで語ることもそうだし、映画を観て語ることもそう。ああ、だからこの小説は私達の物語なのかと腑に落ち、喜びに浸った。 最後の方までマジでなんの話をしているのか分からないまま読み進めていたので、点と点が繋がった瞬間は悲鳴をあげてしまいそうだった。難解で複雑で、でも読者を突き放したりしない。そこが好き。出逢えて良かった。

Posted by ブクログ

2024/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

柴田さんのエッセイを読んでからもう3ヶ月たっちゃった。試験も終わった(正式の結果通知が来ないんだが)んでのんびりとこの本。ドイツ人写真家アウグスト・ザンダーが1914年に撮った1枚の写真『舞踏会へ向かう三人の農夫』をたまたま見かけた若きパワーズはその瞬間に未来への扉がすぱんっと開いちゃったのね。ドラえもんの『どこでもドア』ってのは本当にあるんだわ。 その足で会社を辞め2年間かけてこの本を書いたらしい。24歳ですって天才かよ。何が凄いって構想力よ。たった1枚の写真から妄想の風呂敷をどばーっと広げて2段組400ページ強の時空を超えた物語を仕立て上げた。この表紙にもなっているけれど特にこうなんかある写真とは思えないんだけれどパワーズには啓示だったのですね。 1914年にぬかるんだ畑の中を3人の若者がこの格好をして出かけて行く先はどこなんだろう? 戦争なんだわ。なるほど写真ってそう見るのかぁ。じゃあ1914年って他に何がある? ヘンリー・フォードでありサラ・ベルナールであると。なにこれ本当の話? そんなことはどうでもいい。この3人の農夫を待つ未来にパワーズが込めた想いとは……。しかし懲りもせずまた戦争が始ま(って)る。 《その麻痺状態は、いまの時代に支配的な要素であるように思えた。それはいまや、避けることのできないひとつの条件なのだ。「私は薬漬けだ」と人が言うとしても、まさに薬漬けになっているがゆえに、本人はその状態を除去したいとは思わない。彼の世代はモルヒネを打たれた患者のように、感覚がなくなるというのがどういうことか、自覚的には感じられなくても、すでに知っているのだ。彼らにとって、記憶にカタルシスは伴わず、歴史には認識が伴わない》

Posted by ブクログ

2022/09/17

これは、あれだ、頑張って最後まで読んだ自分を褒めてやりたい、ていうやつだ。 ページの厚さ以上に文字多すぎですから。しかもあっちゃこっちゃ内容が飛びまくるし、もう試されてる感。 でもって内容はと言われると、まぁ色々ありすぎて、ね。なんだけど、アドルフ、すわ第二次大戦とユダヤ人ネタか...

これは、あれだ、頑張って最後まで読んだ自分を褒めてやりたい、ていうやつだ。 ページの厚さ以上に文字多すぎですから。しかもあっちゃこっちゃ内容が飛びまくるし、もう試されてる感。 でもって内容はと言われると、まぁ色々ありすぎて、ね。なんだけど、アドルフ、すわ第二次大戦とユダヤ人ネタか!と思いきやの第一次大戦からのヘンリー・フォードやらザンダーやら、知らぬ話が続々とやってくるので、それなりには面白いのですよ。途中の作者の思い入れのある哲学的な文章を乗り越えていければ。

Posted by ブクログ

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