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フランクルに学ぶ 生きる意味を発見する30章
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フランクルに学ぶ 生きる意味を発見する30章

斉藤啓一(著者)

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フランクルに学ぶ 生きる意味を発見する30章

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本教文社
発売年月日 2000/06/15
JAN 9784531063475

フランクルに学ぶ

¥1,650

商品レビュー

4.4

8件のお客様レビュー

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2021/10/02

フランクルの「夜と霧」ができた過程がよくわかる。アウシュビッツでの極限の体験から導かれたのではなく、既に精神科医として自己の哲学や論理を持っていたからこそ極限状態の人々の心理を的確に見抜いていったと理解した。また精神療法としてロゴセラピーなるものを確立している。 人生に何かを期待...

フランクルの「夜と霧」ができた過程がよくわかる。アウシュビッツでの極限の体験から導かれたのではなく、既に精神科医として自己の哲学や論理を持っていたからこそ極限状態の人々の心理を的確に見抜いていったと理解した。また精神療法としてロゴセラピーなるものを確立している。 人生に何かを期待するのは間違っている。人生があなたに期待しているのだ。これがフランクルのコペルニクス的転換としている。一貫してロゴス(神性)の追求が根底にあるようだ。

Posted by ブクログ

2014/11/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

差別とは、自分を他者より優位に立たせようとする行為である。その根底にあるのは、おそらく自己保存の欲求であろう 「死と愛」国籍や母国語や出生地のために責任を問われるなど、自分の体の大きさの責任を取らせるのと同じように馬鹿げたことに思われるはずです フランクルによれば、人間の本質とは、物質次元を超えた「精神」である どんな役柄であれ、それを輝かしく演じたときに、人は心の底からの充実感をつかむことができる

Posted by ブクログ

2013/12/01

「われわれが人生の意味を問うのではなく、われわれ自身が意味を問われている」  死んだ者は身体という物質を離れて精神的な存在になり、生きるわれわれを見ている。とか過去の出来事は永遠に現存されていて、それらは超世界という時間が存在しない世界に存在していて、生きるとは超世界に彫刻を彫...

「われわれが人生の意味を問うのではなく、われわれ自身が意味を問われている」  死んだ者は身体という物質を離れて精神的な存在になり、生きるわれわれを見ている。とか過去の出来事は永遠に現存されていて、それらは超世界という時間が存在しない世界に存在していて、生きるとは超世界に彫刻を彫っているようなもの。とか、神秘思想的なことが書かれていますが、読み違えてはいけないことは、ヴィクトール・E・フランクルは精神科医だということ。  理系のはしくれとしては、神秘思想にはどうしても馴染めないのですが、それで苦悩する人に幸福を与えられるのならば、薄っぺらい科学主義なんか持ち出すのは筋違いという気もします。  言い方は悪いのかもしれないけれど、苦悩に苦しむ人に対する治療という側面がロゴセラピーにはあるんだと思います。現実に苦悩する人を現実が救う事はできないのかもしれません。そして、物質を超えたものに対するフランクルの確信が、人々にロゴスを存在せしめるのです。  著者が魂の覚醒とか神秘思想とかに親和的な人だから、フランクルの思想にバイアスがかかっているように思うので、夜と霧を読みたいと思います。

Posted by ブクログ

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