商品詳細
内容紹介 | カーネギー賞受賞のイギリスファンタジー「小人シリーズ」の第1作。小人の一家は、イギリスの古風な家の床下に住んでいます。人間から、生活に必要なもをこっそり借りて暮らしていましたが、ある日。小人の少女がその家の男の子に見られてしまいます。同シリーズ、『野に出た小人たち』『空をとぶ小人たち』もご一緒にどうぞ。 |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2000/09/18 |
JAN | 9784001140620 |
- 書籍
- 児童書
床下の小人たち
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床下の小人たち
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商品レビュー
3.6
137件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
小人とは、かよわく守ってあげたいかわいらしい存在だ、と思っていた自分に、おこがましさを覚えました。 アリエッティがはじめて少年と話して涙を流していた時、お互いが譲らず、それぞれの存在価値を認めさせようとするところ。 小さな人たちが何を恐れて不安に思い、尊厳を大切にしていたか。大きいだけの人間は何を踏み躙るのか。 そうだ、コロボックルもニングルも、とても賢くて、どう生きるかをまっすぐに考えて、真剣に生きていたのでした。 でも、床下からずっと出たかったアリエッティがはじめて「上」に行った時のちょっと警戒しながら、ドキドキしたり感動したりするの瑞々しさは、とても素敵だった。 ずっと暗いところで暮らすことって想像できない。はじめて日差しを浴びた時の眩しさ、お父さんをはじめて広いところで見て、「(お父さんが遠ざかって行って)ちいさくなったように見えました」、と感じるところ、何かあった時のために木戸をしめずに借り物をしに行くところ、とてもリアリティがあって鼓動が速くなるようでした。アニメでは淡々とお父さんのお手伝いをしていたように記憶しているのだけど、はじめてってこんな感じか、と。 少年と交流を深めて、でも少年も(アニメよりさらに)力のない子供で、どうにもならないことに悲しみ苦しむ時、結局はこれがこのお話の肝なのだよな、と思いました。
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ぶたいはイギリスで、人間の家の床下に住んでいる小人が、その家から物を借りて暮らしているお話。 小人のアリエッティたちは「借りる」って言っているけど、実際はもらっちゃってる。ぼくは、アリエッティたちが実際にいたら、ちょっと驚くし、こわいかもしれないけど、仲良くしたい。でも、借りてい...
ぶたいはイギリスで、人間の家の床下に住んでいる小人が、その家から物を借りて暮らしているお話。 小人のアリエッティたちは「借りる」って言っているけど、実際はもらっちゃってる。ぼくは、アリエッティたちが実際にいたら、ちょっと驚くし、こわいかもしれないけど、仲良くしたい。でも、借りている前に「貸して」って言ってくれたらいい。ぼくの家の下にも小人が住んでいるか、床板をはがして確かめてみたい。 アリエッティの家に、たいざいしていた男の子は、身体が悪かったけど、アリエッティと仲良くしたり、助けたりして、少し元気になったと思う。うれしくなると元気になる。 家を取り仕切るドライヴァおばさんは、意地悪で嫌な感じ。アリエッティたちのことをねずみだってかんちがいして退治しようとしていたけど、もし小人だっわかっても、きっと嫌がると思う。自分が見たことがないものとか、信じたくないものは、嫌っちゃいそうな気がする。でも、なんでも欲しがっちゃうところがぼくは似ているから直したい。 おばさんが子どもにお話を語る形なのが、おもしろかった。過去と今がつながっている感じがいいなと思った。(小6)
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アリエッティの原作だった気がする そもそも小人のモチーフも「借り暮らしのアリエッティ」自体も好きで、低学年のとき楽しく読んだ記憶がある
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