商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 2000/12/11 |
JAN | 9784062102858 |
- 書籍
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深紅
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深紅
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商品レビュー
3.8
13件のお客様レビュー
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(2022-12-11 4h) 被害者遺族と加害者家族の話。 2000年の本らしい。暗いニュースがとりわけ多かった年代で、こういうストーリーである点に納得がいく。 この作家さん、文章とても読みやすい。書き方がすき。 緊張の鎖で縛られる、のような比喩の入れ方が自然なので ちゃんとスパイスとして機能してる感じ。 脚本家をしていたらしく、ストーリー展開の上手さにも頷ける。 因縁の2人の名前。 珍しい名前だなと気になったけど、 「カコ」が「未」来に「歩」む みたいな意味がありそう。 新幹線のキスシーンで確信した。
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冷血に引き続き一家惨殺のお話で気持ちが重くなる 今回は一家惨殺された生き残り と 一家惨殺の犯人の娘 のお話 ラスト 悪い結末ばかりを想像していたけれど どれにも当てはまらずよかった
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罪を犯す事情があった者も、誰かを傷つけたかった者も、世間にとっては加害者。それはある意味不平等で、平等だと思った。 車窓のシーン、元々一つだった物が一つに戻った様な気がした。 若干、肩すかしな終わりな気もしたけれど、この本の裏テーマは再生の様な気がするのでこれでいいと思う。
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