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夫婦善哉 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | 内容:夫婦善哉. 木の都. 六白金星. アド・バル-ン. 世相. 競馬 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2013/01/01 |
| JAN | 9784101037011 |
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夫婦善哉
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夫婦善哉
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商品レビュー
4
54件のお客様レビュー
夫婦善哉の名前は知っていたが読んだのは初めて。もっと普通に仲良しの夫婦の話かと思ってたら全然違った。 蝶子と、蝶子と駆け落ちして勘当されたぼんぼんの柳吉の話。柳吉がすぐ遊びにお金を使ったりとダメすぎるし、蝶子のことをおばはん呼びするし、何で蝶子がそこまで添い遂げようとするのか理解...
夫婦善哉の名前は知っていたが読んだのは初めて。もっと普通に仲良しの夫婦の話かと思ってたら全然違った。 蝶子と、蝶子と駆け落ちして勘当されたぼんぼんの柳吉の話。柳吉がすぐ遊びにお金を使ったりとダメすぎるし、蝶子のことをおばはん呼びするし、何で蝶子がそこまで添い遂げようとするのか理解に苦しむ。 古い大阪の様子が描かれていて興味深かった。 ゲテモノは「下手物」と書くのだと知った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『夫婦善哉』を読んで、まず感じたのは「弱い人間のことを、こんなにあたたかく描けるんだ」という驚きでした。柳吉は本当にどうしようもない人だったにですがなぜか嫌いになれませんでした。蝶子もただの献身的な女性ではなく、柳吉の弱さごと抱きしめてしまう強さがあって、その関係がすごくリアルでした。 また大阪の街の空気や人情が細かく描かれていて、昭和の風景が目の前に広がる感じがします。地名や店名がたくさん出てくるのに、それが逆に作品のリズムになっていて読みやすかったです。 ラストの善哉を分け合うシーンは、心に残る静かな幸せみたいなものがあって、読後にじんわりしました。 完璧じゃない二人が、完璧じゃないまま寄り添う。その不器用さが、逆にすごく人間らしくて好きでした。 織田作之助の文章特有の弱さを否定しないまなざしが本作品でも伝わってきて、とても読み応えのある一冊でした。
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【2026年53冊目】 妻子ある男に恋をし、幾度も裏切られながらも添い遂げる――夫婦善哉、故郷のレコード屋で邂逅を果たす――木の都、妾の兄弟の数奇な運命を描く――六白金星、数年越しの約束が命をつなぐ――アド・バルーン、ネタを探す作家と戦後――世相、女房と重ねて競馬に溺れる男――競...
【2026年53冊目】 妻子ある男に恋をし、幾度も裏切られながらも添い遂げる――夫婦善哉、故郷のレコード屋で邂逅を果たす――木の都、妾の兄弟の数奇な運命を描く――六白金星、数年越しの約束が命をつなぐ――アド・バルーン、ネタを探す作家と戦後――世相、女房と重ねて競馬に溺れる男――競馬。表題作を含む6篇の短編集。 初めて読みました、織田作之助さんの作品。一人称の作品も三人称の作品も、めちゃくちゃ読みやすくて驚愕しました。文体が多少現代に比べると古いはずなんですが、そんなギャップを感じさせない読みやすさ。恐らく、恐ろしいくらい文章が上手いんだと思います。語りかけてくる感じというか。ほぼページびっしりに文字が書かれているものの、一度読み始めるとなかなか読むのを止められませんでした。すごい。 物語自体は結構バラバラな感じで。表題作の夫婦善哉は、「なんでそんな奴とずっといるんだ!」と思いながら読んでましたが、恐らく機会損失を恐れていたのではないかと。人間は自分の判断が正しいことを証明するために、時には自分に不都合な状況を受け入れるのだそうです。蝶子も、苦労を重ね、自分を犠牲にし続けたからこそ、明るい未来が来ることを半ば狂気的に願っていたんじゃないでしょうか。怖いですね。 他の作品も毛色が全然違うので、一作読み終わって次に行く度に新鮮な気持ちになりました。早世が惜しまれたのも納得です。
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