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読書術 岩波現代文庫 社会24
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読書術 岩波現代文庫 社会24

加藤周一(著者)

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読書術 岩波現代文庫 社会24

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 2000/11/18
JAN 9784006030247

読書術

¥1,210

商品レビュー

3.8

80件のお客様レビュー

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2010/05/28

「読まない事も読書の…

「読まない事も読書の一つ」。こんなキュートな発言をするとは…。加藤周一侮れません。

文庫OFF

2023/09/08

著者がみずからの読書経験をもとに、精読術や速読術、さらに外国語の本との向きあいかた、新聞や雑誌、難解な本とのつきあいかたなどを語っている本です。 戦後日本を代表する知識人の一人である著者が、平明な語り口で若い読者に向けて読書のたのしみかたを開陳するという内容になっています。著者...

著者がみずからの読書経験をもとに、精読術や速読術、さらに外国語の本との向きあいかた、新聞や雑誌、難解な本とのつきあいかたなどを語っている本です。 戦後日本を代表する知識人の一人である著者が、平明な語り口で若い読者に向けて読書のたのしみかたを開陳するという内容になっています。著者は巻末の「あとがき、または30年後」で、「あらためて読み返してみると、三十年前の私の議論の大筋は今でもそのまま通用する」と感じたことを明かし、「それならば、出版社が変って、新しい読者も得られるだろう」と考えて、本書の再刊を決意したという経緯を述べています。 なるほど著者がいうように、「そもそも「読書術」なるものが、三十年やそこらで簡単に変るはずもない」のでしょうが、本書のたどった経緯は、著者の生きた時代そのものの変化を映し出しているのではないかとも思えます。 本書は光文社の「カッパ・ブックス」から刊行された本で、編集者から「高校生に向けて「読書術」という本を書かないか、書けば新書版の「ベストセラー」にしてみせる」と説得されて、執筆されることになったという経緯が明かされています。著者は、政治的には戦後啓蒙の潮流と並走しつつも、戦前の教養主義の雰囲気をのこしている著述家のような気がするのですが、大衆化の路線を明確にとって商業的な成功を収めた「カッパ・ブックス」というレーベルとは、二回りくらい時間差があるようにも感じます。そうした本書が、1990年代に岩波同時代ライブラリーで、さらに岩波現代文庫から再刊されることになったという経緯にも、いわゆる「教養」がたどることになった歴史がかいま見られるようにも感じました。

Posted by ブクログ

2023/03/13

【信州大学附属図書館の所蔵はこちらです】 https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA49242879

Posted by ブクログ

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