商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 青土社/ |
発売年月日 | 1998/01/30 |
JAN | 9784791756070 |
- 書籍
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舌の先まで出かかった名前
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
6月9日 感動をテーマにした日比谷図書館ちゃんぷるでお借りしました! フランス文学。 童話を間にはさみ、ひとつの短編とひとつの小論から構成された一冊です。 舌の先まで出かかった、、、たまに体験しませんか? まるで絵画を見ているかのように進んでいくお話しは、興味本位で紛れ込ん...
6月9日 感動をテーマにした日比谷図書館ちゃんぷるでお借りしました! フランス文学。 童話を間にはさみ、ひとつの短編とひとつの小論から構成された一冊です。 舌の先まで出かかった、、、たまに体験しませんか? まるで絵画を見ているかのように進んでいくお話しは、興味本位で紛れ込んだ美術館のようでした。 さすがフランス文学、と言いたくなるように、神話が交わるところもあり、さも哲学を構成してるよう。 抽象的ですが、オススメします! Toshi
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キニャールの作品「辺境の館」よりもさらに短い短篇。 村の仕立て屋の男に恋をした女が、結婚をする条件に、複雑な模様の縫いこまれた帯を作り上げるよう課題をだされる。 女は帯を縫うことができない。 そこに、ある地位の高い領主がたまたま立ち寄り、帯を与えられる。 そして、その帯を与える条件として領主の名前を忘れないこと。 ヘイドビック・ド・ヘル…。 名前の通り、彼は地獄の領主であり、女は結婚に成功するが どうしても名前が思い出せなくなてしまう…。 作者いわく、言語の失調から、繰り出される物語。 古典的な寓話のようでもあり、うさぎに連れられて地獄の国に行くエピソードはルイス・キャロル。エイに連れらて地獄の国に行くエピソードは浦島太郎を彷彿とさせた。
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キニャールさんの中では言語学に焦点をもっていった本?なのか?雰囲気はこう…表紙の通り中世風です。しかし高橋さんは相変わらず訳がうまいな
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