1,800円以上の注文で送料無料
ぬえの名前 幻冬舎文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-02-06

ぬえの名前 幻冬舎文庫

橋本治(著者)

追加する に追加する

ぬえの名前 幻冬舎文庫

586

獲得ポイント5P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎/
発売年月日 1998/08/25
JAN 9784877286293

ぬえの名前

¥586

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/05/07

1993年刊。もとは岩波の月刊誌「よむ」の連載エッセイ(1991-93)。ノリは軽いが、岩波なので、内容はちょっとアカデミック。書名は、当時のベストセラー、エーコの『薔薇の名前』のもじり。 28の章。セクシュアリティやアイドルや田舎など、話題は多岐にわたるが、やはり読みどころは日...

1993年刊。もとは岩波の月刊誌「よむ」の連載エッセイ(1991-93)。ノリは軽いが、岩波なので、内容はちょっとアカデミック。書名は、当時のベストセラー、エーコの『薔薇の名前』のもじり。 28の章。セクシュアリティやアイドルや田舎など、話題は多岐にわたるが、やはり読みどころは日本の古典についての章。江戸のジーサンたちの随筆とか、なぜ『宇津保物語』に手が出せないかという理由も書いてあっておもしろい。そして日本語についての章。とくに日本語の母音表記の考察が冴えている。 ニチゲーのある江古田、エゴタだとばっかり思っていたのに、駅名がエコダでびっくりする。日本語では、バッグはバック、ベッドはベット、タイガーズはタイガース、語尾の濁音は清音になるのが自然で美しいのに。(ご安心ください、橋本センセ。この本の数年後に開通した地下鉄大江戸線の新江古田はシンエゴタです。もとの地名もエゴタだったらしいです。)

Posted by ブクログ

2020/10/09

自然の中に、やねのない、舞台という名の台だけを置いて舞われたものが、雅楽に舞をつけた舞楽という、能以前の最も中心的な芸能で、これは観客と自然が一体になって見る=聞くものだ。風が渡って緑の木の葉を吹き返す、その中に朱色の花房が乱れかかるという、そういう動きが、華やかなドラマの基調で...

自然の中に、やねのない、舞台という名の台だけを置いて舞われたものが、雅楽に舞をつけた舞楽という、能以前の最も中心的な芸能で、これは観客と自然が一体になって見る=聞くものだ。風が渡って緑の木の葉を吹き返す、その中に朱色の花房が乱れかかるという、そういう動きが、華やかなドラマの基調であるような、自然の生理が人体生理の基本だったじだいの動きだ…雅楽は風と思った時に、日本の音楽の最初がどんなものかは、分かったような京都がした。

Posted by ブクログ