ぬえの名前 の商品レビュー
自然の中に、やねのない、舞台という名の台だけを置いて舞われたものが、雅楽に舞をつけた舞楽という、能以前の最も中心的な芸能で、これは観客と自然が一体になって見る=聞くものだ。風が渡って緑の木の葉を吹き返す、その中に朱色の花房が乱れかかるという、そういう動きが、華やかなドラマの基調で...
自然の中に、やねのない、舞台という名の台だけを置いて舞われたものが、雅楽に舞をつけた舞楽という、能以前の最も中心的な芸能で、これは観客と自然が一体になって見る=聞くものだ。風が渡って緑の木の葉を吹き返す、その中に朱色の花房が乱れかかるという、そういう動きが、華やかなドラマの基調であるような、自然の生理が人体生理の基本だったじだいの動きだ…雅楽は風と思った時に、日本の音楽の最初がどんなものかは、分かったような京都がした。
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