商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 学習研究社/ |
発売年月日 | 1997/03/31 |
JAN | 9784054007352 |
- 書籍
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眠りなき狙撃者
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眠りなき狙撃者
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
眠りなき狙撃者
マンシェット最後の作品。 美しい文体と無駄を省いた描写が素晴らしい。
SPONGIEST!
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※このレビューにはネタバレを含みます
『愚者が出てくる、城塞が見える』の解説で訳者の中条省平が、マンシェットの最高傑作と断じていたので読んでみた。 金で雇われた殺し屋の話と思いきや、最後の最後で、諜報機関内の二重スパイの炙り出しの話だった。 心理描写一切無し。一文は短く、頁当たりの行数も少ない。見た目も研ぎ澄まされた製本だけど、表紙の写真が流石に26年前のせいか古びた感じ。 ハードボイルドが好きなひとには、とてもよい本。
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珍しい完全3人称。当然心情描写はほとんどなく、”戸惑っているような表情”程度の描写しかない。ある意味、映画の脚本に近いし、状況描写が緻密な上、一方で極端に場面転換が早く、カットバックのような手法が随所に入る。そのため映画化したら、というより頭の中で映像化しやすい作品。 ドライな暴力場面などはいかにもフランス映画らしく、クセのあるキャラはタランティーノやリチャード・スタークの作品に出てきそう。 話は小ぶりながら殺し屋の主人公テリエ(クリスチャン)の最後の殺しとその背景が描かれる。特に意表を突く展開は無いが、文章力もあり一気に読める。 他の作品も読んでみたくなった。
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