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かけひきの科学 情報をいかに使うか PHP新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所/ |
発売年月日 | 1997/04/02 |
JAN | 9784569555126 |
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かけひきの科学
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かけひきの科学
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商品レビュー
3.2
14件のお客様レビュー
「駆け引き・交渉」の重要性は時代を追うごとに高くなっている。それは国、企業、個人すら大きく影響を及ぼすネット社会の繁栄と利己主義者が増えてきたことかも知れない。 本書の中で大切なことは目標に対する的確な「情報」の収集、分析、仮説、評価であり、常にそれを繰り返し、その度に修正をする...
「駆け引き・交渉」の重要性は時代を追うごとに高くなっている。それは国、企業、個人すら大きく影響を及ぼすネット社会の繁栄と利己主義者が増えてきたことかも知れない。 本書の中で大切なことは目標に対する的確な「情報」の収集、分析、仮説、評価であり、常にそれを繰り返し、その度に修正をする事だと言うことだ。勝負に勝つには孫子の兵法「彼を知り己を知れば百選危うからず」である。
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以前読んで、情報について非常に印象に残った内容があったので再読した。 元禄時代に、赤穂浪士による吉良邸討ち入り事件というのがあった。ご存じのように、江戸城の殿中で赤穂潘の殿様・浅野内匠頭が吉良上野介を斬りつけたことが事件の発端である。 その日のうちに浅野内匠頭は切腹ということに...
以前読んで、情報について非常に印象に残った内容があったので再読した。 元禄時代に、赤穂浪士による吉良邸討ち入り事件というのがあった。ご存じのように、江戸城の殿中で赤穂潘の殿様・浅野内匠頭が吉良上野介を斬りつけたことが事件の発端である。 その日のうちに浅野内匠頭は切腹ということになった。これは大事件である。現代ならすぐさま国許に電話をかけたり、インターネットを使って知らせるわけだが、当時はそんな便利なものはない。そこで早駕篭を仕立てて、播州赤穂の城まで一目散に知らせに走った。しかし当時の記録を見ると、到着までゆうに四日はかかっている。 この四日間の赤穂の人たちのことを考えていただきたい。殿様は、即日切腹した。ところが、赤穂の人たちは何も知らない。早駕篭が着くまでの四日のあいだ、赤穂の人たちにとっては、江戸で死んだはずの殿様はまだ「生きている」のである。そして早駕篭の知らせが着いたそのとき、赤穂の人たちにとって殿様は「死んだ」のである。 このように、あることが起きていても、そのことについての情報を手に入れるまでは、そのことがなかったのと同じ状態にあるということだ。いい換えれば、情報とは、それが到着、あるいはそれを入手したとたん、環境を一変させる力をもつ。もちろん、到着しないかぎり、なんの力ももたないのである。(p34) という部分である。 当時、これを読んで情報についての概念を一変させられた。 他にも情報やデータの扱い方など、過去の出来事を例に分かりやすく書かれている。
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仮説を立て実行する上で大事なポイントはその都度、修正していくこと。修正を繰り返して実行していくと仮説が現実となる。日本人は外国に比べて、交渉について消極的。何かモノを買うときに値下げ交渉するのは海外では常識。値下げ交渉はかけひきを勉強するには良いので、交渉上手になる一歩だろう。
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