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量子力学の奇妙なところが思ったほど奇妙でないわけ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 青土社/ |
発売年月日 | 1997/12/28 |
JAN | 9784791756018 |
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量子力学の奇妙なところが思ったほど奇妙でないわけ
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
量子力学の観測問題を中心に、まあまあ分かりやすく解説した本。かな? だけど、タイトルから期待されるほど、すっきりするわけではない。 結局のところ、観測問題に関して、 ・多世界解釈は、面白いけど、この世界を理解するのに役に立たない ・ボームの隠れた変数理論は、複雑になりす...
量子力学の観測問題を中心に、まあまあ分かりやすく解説した本。かな? だけど、タイトルから期待されるほど、すっきりするわけではない。 結局のところ、観測問題に関して、 ・多世界解釈は、面白いけど、この世界を理解するのに役に立たない ・ボームの隠れた変数理論は、複雑になりすぎるし、検証不能 ということで、伝統的なコペンハーゲン解釈に落ちつく。 要するに、人間の理解できる範囲には限界があることを受け入れましょう。 ということかな。 という認識をベースに、話しはデコヒーレンスの話しになって、量子レベルでの不思議さが、マクロレベルでの不思議さにならないことの説明がある。 つまり、月はあなたが観測していなくても存在しますから安心してください。 というのが結論。 これが「奇妙なところが思ったほど奇妙でない」ということなのかな? そこそこ分かりやすいし、頭の整理になるところもあるけど、97年の本ということで、やや古さも感じなくもない。 デコヒーレンスや情報理論で、量子力学の謎に迫る本は、現時点では、もっと面白い本はでているかな、という感じである。 ごめんなさい。こういう本って、何を先に読んだかによって、印象はかなり変りますね。 こういうのを始めて読む人にとっては、わりと面白いかもしれない。
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買ったのは実に一年半前で、当時読んでも何も解らなかったのですが、原島鮮の教科書でちょっと勉強したお陰で、今になって凄く面白いし解りやすいとも感じた。何が奇妙で、何のために解決しようとして、結局何がどうなっているのか。観測問題を丁寧に説明してくれます。
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