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図説 拷問全書 図説シリーズ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 原書房 |
発売年月日 | 1997/04/21 |
JAN | 9784562029211 |
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図説 拷問全書
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商品レビュー
3.6
5件のお客様レビュー
昔、『ベストセラー本ゲーム化会議』を出したとき、原書房さんの倉庫で「著者近影」の撮影をした。そのとき、倉庫にあったのでつい買ってしまい、その後、痛いのが嫌いなおれは、ずっと読まずにいた。が、今回意を決して、まずはアマゾン評を眺めた上で、数時間で一挙に読んだ。読んで、アマゾン評はす...
昔、『ベストセラー本ゲーム化会議』を出したとき、原書房さんの倉庫で「著者近影」の撮影をした。そのとき、倉庫にあったのでつい買ってしまい、その後、痛いのが嫌いなおれは、ずっと読まずにいた。が、今回意を決して、まずはアマゾン評を眺めた上で、数時間で一挙に読んだ。読んで、アマゾン評はすごいと見直した。これは、そこにあったことだが、全然、全書じゃない。主に魔女狩り近辺のことばかりで、他の時代や地域の拷問がまったくない。拷問だけの本じゃない。魔女狩り近辺の罪や刑についても書かれている。なんでこの著者がこの本を書いたのか疑問。他の本に比べて、突出して違和感がある。これがすべて言えてる。つまり、「魔女狩り前後の罪と刑と拷問」といった本なのだ。まあ、アマゾンのことはおいておいて、俺が一番勉強になったのは、「車刑」という刑罰、拷問。車輪を使って足の骨を折ったり、死んだ後は車輪にしばりつけてさらしものにするのだが、なぜ車輪?一応、車輪を使う意味というのも書かれているのだが、あまり腑に落ちない。なんというか、こんぼうとかないとき、たまたま重くて人を傷つけるのに丁度よかったから使い始めて、やがて定着したのだろうか。日本人の感覚からすると、かなり不思議な道具を使った刑だ。あと、アイアンメイデンは、拷問具ではなかったのではないかという話も珍しかった。
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拷問っていうからてっきり、人を痛めつける方法なのかと思ったら、犯罪者を殺したり社会的制裁を加えたりするものがほとんどだから、処刑方法についてという方が正しい。 前半は犯罪に対する刑がひたすら書いてあったから、余計にその印象が強い。 確かに現在の私たちにとっては残酷に見えることや大...
拷問っていうからてっきり、人を痛めつける方法なのかと思ったら、犯罪者を殺したり社会的制裁を加えたりするものがほとんどだから、処刑方法についてという方が正しい。 前半は犯罪に対する刑がひたすら書いてあったから、余計にその印象が強い。 確かに現在の私たちにとっては残酷に見えることや大したことではなくても、当時の人々にとっては本人を救うためと信じられているからこその行動だったり社会的身分を失ったりするのが意外だった。 宗教や思想というフィルターを通してでないとわからないことも、きちんと説明があってわかりやすかった。 昔の人が特別、野蛮で残酷な訳ではなかった。 私たち自称文化的な文明人の現代人も何かのきっかけがあれば彼らと同様に、あるいは彼らよりももっと残酷な存在になれるのかもしれない。
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※このレビューにはネタバレを含みます
何が罪となりどのように拷問や刑罰が行われたかという、まさにタイトルどおりの内容。特に目新しいことはなかったかな。 私が特に興味深かった項は「刑史 死刑執行人という職業 P44」でした。 --処刑が持っていた神聖さが薄れて忌わしさだけが残ってしまった結果として、刑史という職業はタブー視され、その仕事に就く者は一般市民との接触を極力禁じられた。刑史は死刑を宣告された女性に求婚することができ、承諾すればその死刑囚は命が助かるにもかかわらず、あえて死を選ぶ女性が少なくなかったという。
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